タビオの公式ホームページより
「靴下屋」「タビオ(Tabio)」などのレッグウェア事業を展開するタビオが、同じくレッグウェア事業を手掛けるナイガイと資本業務提携を締結する。11月1日に双方が株式を取得する。
今回の資本業務提携は、10月31日に開催されたタビオの取締役会で決議。タビオは11月1日にナイガイの普通株式80万5400株(9.4%)を既存株主から取得するほか、今年の12月下旬までに市場買い付けによる9600株の追加取得を予定しており、取得完了後は合計で81万5000株(9.96%)を保有し、ナイガイの筆頭株主になるという。一方ナイガイは、11月1日にタビオの普通株式10万株を(1.47%)を既存株主から買い付けるとしている。
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ナイガイは、レッグウェア事業を中心に展開する1920年創業の老舗企業。「カルバン・クライン(Calvin Klein)」や「ポロ ラルフ ローレン(Polo Ralph Lauren)」「ハッピー ソックス(Happy Socks)」といった多数のライセンスブランドを含む多様なブランドを擁し、商品企画開発力や百貨店向けビジネスに強みを持つ。
業務提携の内容としては、「靴下ブランド協業型 OMO 事業の開発」や「ブランドのクロスセルによる販売強化」「中国製ジャパンクオリティ靴下による中国事業の拡大」「最高級ゴム糸『NDX』の利用・浸透拡大」「原材料統合によるコストダウン」「オフィスの共同利用による効率化」の6項目を挙げており、共通する事業領域でそれぞれが培ってきた販売力や企画力、生産力、技術力などを提供し合い、シナジー効果による事業発展や国内靴下産業全体の発展を目指すとしている。
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