三越伊勢丹ホールディングス元取締役会長の橋本幹雄氏が11月1日に死去した。享年79。死因は非開示。11月8日に通夜、9日に告別式を行う予定だ。
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橋本氏は1945年2月22日生まれ、埼玉県出身。1968年に慶應義塾大学を卒業後、同年に伊勢丹に入社し、常務取締役や専務取締役を経て、2001年に代表取締役専務執行役員に着任した。2005年に代表取締役副社長執行役員に昇格。2008年に代表取締役会長執行役員に就任した。その後の2010年、代表を退き取締役に就いた。同年、三越との経営統合により生まれた三越伊勢丹ホールディングスの代表権を持たない取締役会長に着任。当時、CEO・COO体制を廃止した新体制の下で、代表権は三越出身の石塚邦雄元社長執行役員と高田信哉元専務執行役員の2人が持っていた。橋本氏は1年後に同職を退任。同ホールディングスの顧問となり、2012年に顧問を退いた。
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