冨永愛が大蛇を引き連れ登場、東京都が日本の伝統文化とファッションを融合したショーを銀座で開催
大蛇を引き連れてショーに登場した冨永愛
Image by: TOKYO FASHION CROSSING
大蛇を引き連れてショーに登場した冨永愛
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冨永愛が大蛇を引き連れ登場、東京都が日本の伝統文化とファッションを融合したショーを銀座で開催
大蛇を引き連れてショーに登場した冨永愛
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東京都が11月5日、日本の伝統芸能とファッションをテーマに発信するファッションショー「TOKYO GINZA It’s Show Time!!!」を銀座松屋通りで開催した。
同イベントは、東京都とファッション・アパレル関連団体等で構成する「ファッションフェスタ実行委員会」が11月3日から6日までの期間に開催した、ファッション産業の活性化を目的としたイベント「TOKYO FASHION CROSSING」のプログラムとして実施。4日間にわたるイベントでは、東京の丸の内、銀座、渋谷の3エリアを舞台に約140のブランドが参加し、それぞれの街のカルチャーを体験できるようなファッションショーを街中で開催した。ショーやセレモニーには、同イベントのアンバサダーであるテリー伊藤や冨永愛、ゆりやんレトリィバァ、kemioが登場し、会場を盛り上げた。
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11月5日に銀座の松屋通りをジャックして行ったファッションショー「TOKYO GINZA It’s Show Time!!!」では、「伝統」をテーマに、日本の伝統的な文化や芸能とファッションを融合したショーを発表。「ケイタマルヤマ(KEITA MARUYAMA)」を手掛けるデザイナーの丸山敬太がプロデュースを担当した。ショーにはイベントアンバサダーの冨永愛と、歌舞伎役者の尾上右近が登場し、和太鼓や三味線などの和楽器の演奏をバックにモデルやパフォーマーたちとともに銀座の街を闊歩し、日本古来の「祭り」を感じるショーを繰り広げた。
ショーでは、歌舞伎役者の尾上右近がトップバッターを務め、和楽器や三味線の生の演奏とともに、江戸時代を表現した迫力あるパフォーマンスでオープニングを飾った。続いて、銀座もとじの着物や英國屋のテーラー、トラヤ帽子店など、銀座に所縁のあるクラシックな装いのルックと最新のルックをミックスし、クラシックとモダンを融合した世界観を提示したファッションショーに始まり、「『伝統』から『今』をつなぐFashion!!」をテーマに、「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」や「ハルノブムラタ(HARUNOBUMURATA)」「フミカ_ウチダ(FUMIKA_UCHIDA)」「ダブレット(doublet)」「エムエーエスユー(MASU)」「ヨーク(YOKE)」といった、日本の「今」を感じるデザイナー約20ブランドを着こなしたモデルがキャットウォークを披露した。その後は、スーツやヴィンテージ着物、ケイタマルヤマのウェアなどに身を包んだリンディホップやストリートのダンサー達が、「東京ブギウギ」や「銀座カンカン娘」といった古き良き銀座の街を思わせるレトロな音楽を背景に、ブギでスウィングな世界観を表現するダンスパフォーマンスを繰り広げた。フィナーレでは、ブラックのドレスと神楽の衣装である豪華な打掛を纏った冨永愛が、2匹の大蛇(おろち)を引き連れてランウェイに登場。日本の伝統芸能である島根県浜田市の石見神楽を披露しながら銀座の街を歩き、華やかにショーを締めくくった。
終了後、ショーのプロデュースを手掛けた丸山は「普段は限られた場所でしかお見せできないものを、今日はこうして街中でたくさんの方に見ていただける機会をいただくことができてとてもよかったです。銀座という街の良さを活かしながら、とにかく楽しく、みんながハッピーになれるようなショーにしたいという目標を掲げつつ、今回は『伝統』がテーマということで、歌舞伎に始まり、銀ブラなども含めた東京の様々なカルチャーを、今のファッションと上手く繋いだショーにすることを目指して作りました。過去を遡った時に、僕らのアイデンティティの中には日本人が作ってきたいろんなものが、必ず何らかの形で入っていると思っています。だから今回のショーでも、日本のデザイナーとテーラー、着物をミックスして並べてみたことで、そこには全部繋がりがあるというのを改めて感じることができた機会にもなりましたし、それが実は裏テーマでもありました」とコメント。
銀座の「伝統」を象徴する歌舞伎を披露した尾上右近は、「ファッションは、人や歴史とともに変化しながら、その時代を最も表現する一つの文化だと思います。そういう意味では歌舞伎も、昔から伝承されてきたものならではの魅力があると思いますし、歌舞伎のファッションを見ていただくと、思ったよりも日本人って激しいんだなということを感じられたりもするので、歌舞伎もファッションの一部であると感じています」と、歌舞伎とファッションの繋がりについて言及した。
ショーのフィナーレを飾った冨永は「大蛇を引き連れて歩くのは人生で1回しかないだろうなと思いながら、見に来てくださっている皆さんを巻き込んで歩くように意識しました。楽しかったです」とショーの感想を述べた。さらに、「大奥」での徳川吉宗役や山梨県の「信玄公祭り」での武田信玄役など、仕事を通じて歴史や伝統に触れる機会が多いことについて、「今回のショーで石見神楽の打掛を着させていただいたこともそうですが、吉宗は江戸時代、信玄は戦国時代と、自身が表現するにあたって改めてその時代や歴史のことを勉強すると、知らなかったことをたくさん知ることもできますし、それを実際に自分が衣装を着て表現できるというのは、とても貴重で楽しい経験だと感じています。今回のショーも、まさに脈々と受け継がれたり、繋がっていったりしているものを、ファッションや表現を通じて知ることができる機会ではないかなと感じました」と歴史や伝統を知ることを通して見えてくる、発見や繋がりについて言葉にした。
大蛇を引き連れてショーに登場した冨永愛
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歌舞伎役者 尾上右近
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歌舞伎役者 尾上右近
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大蛇を引き連れてショーに登場した冨永愛
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「エムエーエスユー」
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「ハルノブムラタ」
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「ケイタマルヤマ」
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「ケイタマルヤマ」
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「銀座もとじ」
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「トモ コイズミ」
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「ハルノブムラタ」
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「ヴィヴィアーノ」
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「ヘンネ」
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ショーの出演者
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尾上右近、冨永愛、丸山敬太
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