TSIホールディングスが、アパレルに特化した求人サービスを運営するREADY TO FASHIONの株式の100%を取得し、子会社化すると発表した。買収額は非公開としている。現在READY TO FASHIONは、代表取締役の高野聡司氏が株式の79.4%、残りをDINOS CORPORATIONやパーソルベンチャーパートナーズなどが保有しているが、3月1日までに高野氏が全株式を取得し、同日に高野氏からTSIホールディングスに株式が譲渡される。
READY TO FASHIONは、2016年に設立。転職希望者から登録を募る従来の求人サービスと、SNSやオウンドメディア、アプリ、リアルイベントなどを連携するアプローチ手法を確立し、企業と人材のマッチングを提供してきた。
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TSIホールディングスは、READY TO FASHIONを自社子会社で人材支援サービスを展開するエス・グルーヴと連携させ、収益力を強化することでグループ事業の柱として成長性が見込めると判断し、子会社化を決めた。READY TO FASHIONの2023年10月期(決算作業中のため2022年11月~2023年9月の暫定値)の売上高は前期比46%増の1億8010万円、営業利益は同40%増の4820万円となっている。
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