ファーフェッチの公式サイトより
ECサイトのファーフェッチ(FARFETCH)が、所有している英セレクトショップ「ブラウンズ(Browns)」の売却を検討していると海外メディアが報じた。
ファーフェッチは成長戦略の一環として、ブラウンズが持つ店舗販売のノウハウを取り込むことを目指して2015年にブラウンズを買収。相互に協力しながらリテール技術とオムニチャネルの開発を行っていくとしていた。
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同社の株価は、今年に入って約74%急落。2018年9月のニューヨーク証券取引所への上場時との比較では、約96%下落(数字はともに11月30日時点)するなど厳しい状況が続いており、11月29日に予定していた第3四半期の決算発表を延期したことから上場廃止説が囁かれている。また、世界最大手の格付け機関「S&P グローバル・レーティング」(以下、S&P)は、ファーフェッチの長期発行体格付けを「B−」から「CCC +」に引き下げている。
ブラウンズの売却に関して、現在同社はコメントを発表していない。
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