小野圭一氏
Image by: J.フロント リテイリング
大丸松坂屋百貨店やパルコを傘下に持つJ.フロント リテイリングが、1月30日の今日開催された取締役会で、3月1日から新たな代表執行役社長に執行役常務の小野圭一氏が昇格する人事を決議した。これに伴い、現取締役兼代表執行役社長の好本達也氏は、同日から取締役兼執行役に着任する。好本氏は2020年から同職を務め、コロナ禍の約4年にわたり任務にあたってきた。
小野氏は1975年生まれ、現在48歳。1998年に大丸に入社し、2018年3月にJ.フロント リテイリング執行役 兼 子会社のディンプル代表取締役社長、2020年10月にJ.フロント リテイリング執行役 兼 財務戦略統括部構造改革推進部長に就任した。2022年3月から現職。執行役常務のほか、経営戦略統括部長兼リスク管理担当やパルコ取締役、J.フロント都市開発取締役を兼任している。
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同社は「くらしの『あたらしい幸せ』を発明する」というグループヴィジョンのもと、2030年を見据えてコロナ禍からの完全復活と再成長を目指す「2021-2023年度中期経営計画」を推進する中で、同計画の最終年度となる今年度業績が概ねコロナ禍前の水準まで回復する見通しとなったほか、百貨店やショッピングセンター事業、デベロッパー事業の組織再編などの基盤構築に一定の目処がついたことなどから経営体制を刷新。次年度から新体制の下、新たな中期経営計画を始動させ、グループ経営の更なる強化と企業価値の向上を目指すとしている。なお取締役会の体制については、5月に開催される第17回定時株主総会の決議により決定されるという。
小野圭一氏
Image by: J.フロント リテイリング
好本達也氏
Image by: J.フロント リテイリング
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