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モンゴルカシミヤのニットアイテムが主力(24年秋冬物)
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ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusメンズニットのジム(東京)は、高級原料に絞り込んだオリジナル「GIM」プレミアムラインなどで新たに専門店を開拓してきた。24年秋冬物でも大人向け高級セレクトショップや地方のインポート主力の専門店などに攻勢をかける。
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春夏にシーアイランドコットン(海島綿)、秋冬にモンゴルカシミヤを主力に高級原料を強化している。円安のためインポートブランドが大幅に値上がりし、インポート主力のセレクトショップが代替となる国内ブランドを探していることも追い風になった。ニット専業として中長期的な視野に立ち、糸からリスクすることで上質な素材を使いつつ、コストパフォーマンスの高い価格設定が支持された。カシミヤ100%で3万円台半ばから、「プラチナソフトメリノウール」で2万円台前半から。編み立ては日本が中心で期中の追加フォローも可能な点が個店などから受けている。
24年秋冬物は、プレミアムラインで18.5ミクロンの極細の原毛を、あえて紡毛糸にすることで、ソフトで軽くボリューム感のあるプラチナソフトメリノウールシリーズが中心。そのほか、ベビーアルパカやシルク100%も揃える。
主力のモンゴルカシミヤでは、カラー数が豊富な定番品のほか、秋の立ち上がりにコットンカシミヤも強化する。希少性の高い「アラシャンカシミヤ」のシリーズもある。
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