スケッチや制作サンプル、職人との試行錯誤まで 須藤玲子と「NUNO」の布づくりの裏側を紹介する展覧会開催
須藤玲子&アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008/2019(部分) 展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong、2019-2020 ©CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong
須藤玲子&アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008/2019(部分) 展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong、2019-2020 ©CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong
スケッチや制作サンプル、職人との試行錯誤まで 須藤玲子と「NUNO」の布づくりの裏側を紹介する展覧会開催
須藤玲子&アドリアン・ガルデール《こいのぼり》2008/2019(部分) 展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong、2019-2020 ©CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong
茨城・水戸にある水戸芸術館現代美術ギャラリーで、2月17日から「須藤玲子:NUNO の布づくり」が開催される。本展は、2019年に香港のCHAT(Centre for Heritage, Art and Textile)で企画・開催され、ヨーロッパ各地を巡回したあと、香川県・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館に次いで、水戸芸術館現代美術ギャラリーへ巡回する。
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テキスタイルデザイナーの須藤玲子と、須藤が率いるテキスタイルデザイン・スタジオ「NUNO」は、伝統と現代を紡ぐ独自の布づくりをおこなってきた。日本各地の染織産地で受け継がれる伝統的な職人技と、最新の工業技術を組み合わせたり、環境問題や持続可能性にも目を向けて、いち早くサステナビリティに取り組んだりと、従来の概念にとらわれない活動で、現代のテキスタイルデザインをリードしている。
また須藤が手掛けた作品は、東京国立近代美術館工芸館、ニューヨーク近代美術館、メトロポリタン美術館などの国内外の美術館に収蔵されるなど。国際的にも注目を集めている。
アイデアの着想源、デザインを出す段階のドローイング、制作サンプルや職人との試行錯誤、そして生産の過程に至るまで、普段は見ることができない布づくりの裏側について、豊富な資料やマルチメディア・インスタレーションで紹介する。また、水戸芸術館現代美術ギャラリーの空間を活かし、大空間を泳ぐ色とりどりの「NUNO」オリジナルテキスタイルを用いた大型のインスタレーション作品「こいのぼり」も展示する。展覧会を訪れてテキスタイルの多彩な魅力や可能性を体感してみてはいかが。
■「須藤玲子:NUNO の布づくり」概要
会期:2024年2月17日(土)〜5月6日(月・振休)
休館日:月曜日 ※祝日の場合は翌火曜日
会場:水戸芸術館現代現代美術ギャラリー、広場 〒310-0063 茨城県水戸市五軒町1-6-8
料金:一般 900円/高校生以下、70歳以上、障害者手帳などをお持ちの方と付き添いの方1名 無料
開館時間:10:00〜18:00 ※入場は17:30まで
《糸乱れ筋》に用いられるニードルパンチ機(部分) 展示風景:「Sudo Reiko: Making NUNO Textiles」CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong、2019-2020 ©CHAT(Centre for Heritage, Arts and Textile)Hong Kong
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