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2024年秋冬パリ、メンズファッションウィークをブログ形式でレポート

2024年秋冬パリ、メンズファッションウィークをブログ形式でレポート

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24-25秋冬 パリ・ファッション・ウィークも後半戦です。
5日目、6日目の様子をブログ形式でご紹介。パリの雰囲気や会場の様子などをお伝えします。

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5日目は、<KIKO KOSTADINOV(キコ コスタディノフ)>のショーへ。

私も個人的に大好きなブランドで、今回初めてショーに参加させていただけるのが嬉しくてとても楽しみにしてました。

ショーはアベイ通り沿いの「CARVEN」のオフィスがあるビルの中で開催。
朝一番のショーにも関わらず、会場前はたくさんのギャラリーと招待客で賑わってました。

アウトドアな雰囲気が漂うシティボーイのようなルックも多い中、レイヤードのスタイリングやストライプ生地やぼんやりとした花柄のようなジャガードは新鮮に感じましたが、何処か今までの<KIKO KOSTADINOV>っぽさもあるなと感じた印象。それもそのはず、今回のコンセプトでもある「集合体のマニフェスト」と彼が説明しているよう、常に新しい形を出すのではなく、自身の作品を振り返る部分も垣間見せるショーでした。

会場には日本人のゲストも数多く参加、念願の<KIKO KOSTADINOV>のショーを朝から堪能しました。

その後は1区の<Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)>にて開催中の「LV DREAM」へ。こちらは入場無料、事前予約のみで過去のアーカイブから今までの歴史を楽しめる期間限定の展示となっています。

スタッフの方が、とても流暢な日本語で説明をしてくださりホスピタリティに感動しました。

平日ということもあり、比較的空いていてゆっくりと160年続く<Louis Vuitton>の革新的な進化と過去から現代に至るまでの多彩なピースを通して、メゾンのコラボレーションの歴史を堪能することができました。

今年は夏季オリンピックがパリ市内で開催されることもあって、街中はオリンピックの告知や、装飾がたくさん。

街中をパレードすることも決定しているらしく、今から楽しみで仕方ないですね。そんな装飾を横目に、6日目のショーへ。まずは<TAAKK(ターク)>の会場へ向かいます。

会場は「LE TRIANON」というライブ会場になります。

受付を済ませ、素晴らしい建造物の中を通り、着席。

会場ももちろん素晴らしいのですが、今回も友人の「Setsuya Kurotaki」がサウンド・プロデューサーとして参加しており、楽しみが倍増です。

カーテンコールと共にショーがスタート。ブランドの象徴にもなりつつある、重量感のある独自の素材のジャケットやパンツは今回も健在。今回はさらにテーラードやドレッシーなものも多く、厚手のニットのような刺繍のロングカーディガンやベストが、とても素敵で印象的でした。

最後には会場のステージに全てのルックが並び、キャスト全員で挨拶をしている様子が、まさにライブで起こるアンコールのよう。本当にファッションショーだけではなく1つのライブを見終えたような満足感がありました。

お次にお邪魔したのは、<Bed j.w Frod(ベッドフォード)>今回参加したショーの中で一番歴史を感じる建物で、ショーに参加していると、普段絶対に入れないような場所にも入る機会をいただけるので本当に嬉しいです。

最後には会場のステージに全てのルックが並び、キャスト全員で挨拶をしている様子が、まさにライブで起こるアンコールのよう。本当にファッションショーだけではなく1つのライブを見終えたような満足感がありました。

お次にお邪魔したのは、<Bed j.w Frod(ベッドフォード)>今回参加したショーの中で一番歴史を感じる建物で、ショーに参加していると、普段絶対に入れないような場所にも入る機会をいただけるので本当に嬉しいです。

ベッドフォードらしいロマンチックでエレガントなルックが多い中、私が今回、個人的に特に目を引いたナポレオンライクなダッフルコートとシャツの組み合わせ。ナポレオンシャツにサテンのスカート、ジェンダーレスなアイテムに惹かれました。

気がつくと外も暗くなり始め、本日最後のショー<doublet(ダブレット)>へと向かいます。

会場が割と近いところでの開催でしたので、歩いて向かう事に。

会場は「Faculty of Pharmacy」、大学での開催です。

受付を済ませ、奥へ進むと何やら人だかりができていたので覗いてみると…日本でお馴染みのたこ焼きが!なんと、会場におたふくソースの屋台が出店しており、小腹が空く時間ということもあり、たくさんの人が列を成していました。

モデルはゾンビのような特殊メイクで登場。マイケルジャクソンのスリラーのMVを彷彿とさせるダークサイドな演出でスタート。ゾンビのようなメイクで目は真っ白、血管も浮き出ているモデルたちがNAP(昼寝)と書かれたロングワンピースやリラックスウェア、ヨガマットを持って登場。ファッションだけでなく、小物まで拘った演出で最後まで食い入るように鑑賞しました。

フィナーレはそのメイクを全て落とし、モデル全員がまるで“人間”に戻ったような清々しい表情が最後まで映画のようなショーでした。

最後にいただいたお土産は、嬉しいおたふくソースセット。

長期滞在にはとっても嬉しすぎるギフトでした。

そんなこんなで、1週間のメンズウィークが終了。前回から2回目の参戦となった今回。まだまだこれからもっと参加できるようにいろんな課題を見つけつつも、今回もとても有意義な一週間となりました。

クリスマスの残骸があちこちに、まだ冬気分が残るパリ。来週からはコペンハーゲンのファッションウィークに参加します。

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