Image by: FASHIONSNAP
サマンサタバサジャパンリミテッドが、親会社であるコナカとの経営統合に伴う新人事を発表した。4月15日付で米田幸正代表取締役が辞任し、コナカ代表取締役社長CEOの湖中謙介氏が同職に就任したほか、コナカの取締役専務執行役員COO 古屋幸二氏が執行役員副社長に着任した。
湖中氏は、1960年生まれ。1982年に日本テーラーに入社し、1991年にコナカとの合併により同社取締役に就任。2019年12月から現職。
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古屋氏は、1969年に生まれ、酒田時計貿易、インターテックトレーディングやホリ・エンタープライズ、アガタジャポンを経て、2018年10月にコナカに入社。2019年に執行役員、同年12月に常務執行役員COO、2020年10月に専務執行役員COOに着任し、現在は取締役専務執行役員COOのほか経営企画室長と店舗開発部長を兼任している。
サマンサタバサジャパンリミテッドは、2024年2月期(2023年3月〜2024年2月)に売上高227億2400万円(前年比10.0%減)、営業損失10億2700万円(前期は17億1700万円)、経常損失12億1600万円(同 15億4800万円)、純損失16億円(同 19億9600万円)を計上し、8期連続の最終赤字となった。同社はコナカとの経営統合に伴い、6月27日付で上場を廃止し、7月1日からコナカの完全子会社となる予定。
今回の人事は、新たな経営体制を早期に構築することで、企業価値向上へ向けた各種の施策の実行の加速化を図るためとしている。なお、5月29日付で湖中氏はサマンサタバサ代表取締役会長に就き、古屋氏が代表取締役社長CEOの後任を務める予定。同日開催の第30回定時株主総会および取締役会で正式に決定する。
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