直接確かめて買おうという外国人客が増えている(ジャパンブルージーンズ京都店)
ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plusインバウンド客が国産ジーンズを買う勢いが止まらない。「モモタロウジーンズ」などを手掛けるジャパンブルー(岡山県倉敷市)は、全国直営店の平均で売り上げの4割をインバウンドが占めている。東京・上野にあるヒノヤ本店はインバウンド売り上げが19年実績の2倍に増えた。どこもコロナ禍前より比率が高まっている。インバウンド戦略で特に重視しているのは、インスタグラムなどで積極的に発信することだ。
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ジャパンブルーは7月に京都の新門前通りに開設した路面店モモタロウジーンズキョウトで、ジーンズなど日本固有の価値をアピール。ヒノヤもSNSを活用し商品の魅力を丁寧に発信している。
近年では友人や知人の紹介による来店が多く、ユーチューバーによる撮影依頼などもあるという。コロナ禍前はアジア人の購入が際立っていたが、現在は欧米を含め国のバリエーションも広がっている。かつての〝爆買い〟ではなく、SNSを通じて価値や関心のある物、店を求めてやって来るケースが増えている。
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