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ワールドと日本政策投資銀行による投資会社W&Dインベストメントデザインが、ライトオンの子会社化を目的とした株式の公開買い付けを実施することを発表した。10月8日に開催された取締役会で決議し、12月上旬頃の買い付け開始を目指す。取得総額は約21億円。
今回は、第三者割当増資と公開買い付けを組み合わせ、最終的に子会社化することを目的としている。第三者割当増資は、ライトオン創業家の資産運用会社 藤原興産が公開買い付けに合意した上で引き受け、その後公開買い付け成立を経てW&Dインベストメントデザインが子会社化するスキームとなっている。買い付け下限はライトオンの発行済株式株式の51.93%にあたる1842万7676株で、1株110円の価格で買い付ける。なお、TOBが発表された10月8日の今日の終値は305円だった。TOB成立後もライトオンは東証スタンダード市場への上場維持を目指す方針だという。
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ライトオンはコロナ前の2019年8月期から赤字決算が続いており、10月8日の今日発表した2024年8月期の通期実績では売上高388億800万円(前期比17.3%減)、営業損失50億円(前期は9億2200万円)を計上。純損失においては、121億4200万円(同25億4500万円)に膨れ上がり、6期連続の赤字となった。
同社は、2023年2月頃から業績悪化による経営体制の抜本的な改革の検討。今年2月下旬からワールドグループとの交渉を開始していたという。
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