「タトラス（TATRAS）」が、東京・銀座に新たな旗艦店をオープンする。オープン日は11月16日。

　同ショップはタトラスにとって東京初の単独店舗で、銀座二丁目のマロニエ通りに面したビルに入居。地上2階から地下1階の3フロアで構成し、敷地面積は416平方メートル。

　内装は、タトラスが作るダウンジャケットにも共通する「コントラストの美」をテーマに、石や木などの自然物とコンクリートやステンレスといった人工物を組み合わせたデザインに設計。ブランドの背景にある「イタリアと日本の融合」をイメージしたクリーンな店内には、日本の伝統工芸品である朝日焼の一点物の作品を並べ、アイコンであるダウンジャケットをアートとして捉え作成したオリジナルの什器を設置することで、アートギャラリーのような空間を演出する。メインフロアである1階には、メンズ・ウィメンズアイテムを用意。2階はウィメンズ、地下1階にはメンズを中心に、定番から最新コレクションまでのフルラインナップを揃える。

　店頭ではオープンを記念して、パリを拠点に活動するアーティストのジョヴァンニ・レオナルド・バッサン（Giovanni Leonardo Bassan）とのコラボレーションアイテムを発売。スパイバー（Spiber）が開発したプロテイン繊維素材「ブリュード・プロテイン　™︎（Brewed Protein）繊維」を使用したリバーシブルジャケットを数量限定で取り扱う。同アイテムは、タトラスのメンズコレクション「オソド（OSODO）」のデザインをベースに、表地にはジョヴァンニのアートを象徴するイラストをプリント。ファイバーとウールをブレンドしたツイル素材を採用し、ファイバーのハリや艶のあるソリッドな風合いとウールの温かみを融合した。表面はブラック、裏面はカーキで、リバーシブル着用が可能で、表面には撥水加工を施している。