Image by: 日本ロレアル
日本ロレアルが、3月8日の国際女性デーに合わせ、グループ傘下の4ブランドが主導する社会貢献活動を通じた女性支援の取り組みについて発表した。
多様性を重視する日本ロレアルは、グループ方針「すべての人のための美、一人ひとりのための美 - Beauty for All, Beauty for Each」を掲げ、女性をはじめとしたすべての人が輝ける社会の実現を目指している。管理職の54%を女性が占め、女性の活躍推進に関する実施状況が優良な企業として、厚生労働大臣から与えられる「えるぼし認定」の最高位である3つ星を取得。今年で20周年を迎える「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」では、科学の発展に貢献した女性科学者を顕彰し、これまでに75名の女性科学者を支援する。また、2020年にサステナビリティプログラム「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」を開始して以来、グループ傘下の4ブランドが主導する社会貢献活動を通じて、4年間で約27万人の女性をサポートしてきた。
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グループ傘下の「イヴ・サンローラン・ボーテ(Yves Saint Laurent Beauté)」(以下、YSL)では、世界で女性の3人に1人が経験するとされるIPV(親密なパートナーからの暴力)の防止プログラム「ABUSE IS NOT LOVE」を2020年に開始。非営利団体を通じて2030年までに世界で200万人への啓発を目標に掲げ、日本では主に中高生向けのワークショップ・セミナーを通し、デートDVのメカニズムを教え、互いを尊重しあう対等な関係の築き方を伝えている。YSLは今年の国際女性デーに合わせ、新グローバル啓発キャンペーン「DON’T CALL IT LOVE(それを愛と呼ばないで)」を展開。キャンペーン動画では、一見ロマンチックでありながら暴力のサインが潜む恋愛物語を描き、DVに関する知識を持つよう呼びかける。
その他、「ランコム(LANCÔME)」では女性の文盲問題に着目し、デジタルリテラシー向上に向けた啓発セミナーやキャリアセミナー、ワークショップなどを開催している。若い世代のメンタルヘルスの問題に寄り添う「メイベリン ニューヨーク(MAYBELLINE NEW YORK)」は、不安やうつなどから生きづらさを抱える10〜20代の女性に対し、LINEなどを介した1対1のサポートを提供。「ロレアル パリ(L'Oreal Paris)」では、公共の場におけるセクシャルハラスメント(ストリートハラスメント:痴漢やナンパなどを含む性的な嫌がらせ)を問題視し、ストリートハラスメントを目撃、または経験した際の効果的な介入・対処方法を学べるオンライントレーニングを提供している。
さらに、今年から「ヘレナ ルビンスタイン(HELENA RUBINSTEIN)」が女性のエンパワメントと起業支援を目的として、一般社団法人Social Innovation Japanとの共同プロジェクト「ヘレナ パワーズ(HELENA POWERS)」を開始。ブランド創始者のマダム ヘレナ ルビンスタインが、女性起業家としてさまざまな障壁や困難を乗り越えてきたことを背景に、現代女性の企業を支援。起業や新プロジェクトの立ち上げを通じて自らの未来を切り拓くことを目指し、インスピレーションの提供から、実際にビジネスを立ち上げ、継続的な成長を遂げるためのスキルアップ、ネットワーク構築、コーチングまでを行う。
最終更新日:
◾️「ヘレナ パワーズ」プログラム概要
期間:2025年5月24日(土)~6月28日(土)の6週間
日時:毎週土曜日 11:00〜15:30に全6回のセッションを開催
形式:対面(5月24日、31日、6月21日、28日)およびオンライン(6月7日、14日)
参加費:無料
応募期間:2025年3月8日(土)~4月10日(木)23:59
特設サイト

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ヘレナ パワーズ

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