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コアサポーター以外にも「サムライブルー」を届ける JFAが新アパレルラインを立ち上げた理由

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コアサポーター以外にも「サムライブルー」を届ける JFAが新アパレルラインを立ち上げた理由

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 日本サッカー協会(以下 JFA)が、日本代表オフィシャルグッズの新たなアパレルライン「イノセントライン(INNOCENT LINE)」「スタジアムライン(STADIUM LINE)」「デイリーライン(DAILY LINE)」を立ち上げた。全国のスポーツウェアショップなどで取り扱っており、3月20日には埼玉スタジアム2002で開催される「FIFAワールドカップ26アジア予選」日本代表対バーレーン代表戦の会場でも特設ブースを設置する。新ライン発売に先駆けて、メディア向けに発表会が開催された。サッカー日本代表はなぜアパレルラインを強化するのか、その理由を探る。

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“優勝目指す”2026年大会 コアサポーター以外にもユニフォームを着てほしい

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 笹川スポーツ財団の調べによると、2022年の日本のサッカー実施人口(年1回以上のサッカー実施者数)は309万人で球技の中では最も多い。同年のテレビのリアルタイム個人視聴率ランキングでは、NHK紅白歌合戦を押さえて「FIFAワールドカップ カタール2022 日本×コスタリカ」が30.6%で1位に輝いた。さらなる注目が集まることが予想される2026年大会。日本代表を指揮する森安一監督、キャプテンの遠藤航キャプテンは共に目標に「優勝」を掲げる。

 1998年のフランス大会でワールドカップ本戦初出場を果たしたサッカー日本代表は、現在ではワールドカップ本戦の常連となり、世界のトップクラブで活躍するスター選手を多数輩出している。「特定のチームのサポーターではないが、代表戦は観る」というビギナーも多く、「日本代表の強さに比例してサポーターも増加傾向にある」とJFA 商品事業部の市川誠氏は話す。

 日本代表の立ち位置の変化や時代の変革に伴い、スタジアムやテレビ中継だけでなく、スポーツバーやライブ配信でリアルタイムでコメントを送るなど、サポーターたちの観戦スタイルにも多様化が見られる。JFAはスポーツユニフォームを日々のスタイリングに取り入れる「ブロークコア」が世界的にもトレンドとなったことを受け、“スポーツユニフォームはコアファンが楽しむだけのものではなくなった”ことに着目。ウェアをきっかけに、これまでサッカーに敷居の高さを感じていたビギナー層の背中を押すとともに、多様なスタイルや熱量のサポーターたちがそれぞれのライフスタイルに合ったアイテムを手に取る機会を作ることで、幅広い人々を巻き込んだ一体感の醸成を図る。デザインは「日常使いのしやすさ」を意識し、多くの人たちに、観戦シーンだけでなく日常でもサッカーアイテムを取り入れてもらうことで、国内サッカーシーンを盛り上げたいという狙いだという。

「継承と多様性」がテーマ 街に“サッカーが溢れる”社会へ

 新ラインのコンセプトは「継承と多様性」。日本サッカーがこれまでに築いてきた歴史や伝統を継承しつつ、日本代表のサポーターや観戦スタイルの多様化に対応した幅広いデザインを展開する。

宮本恒靖JFA会長

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 発表会に登壇した宮本恒靖JFA会長は「まず言わなければならないのは、3月20日のワールドカップ最終予選 バーレーン戦に勝つと、日本代表のワールドカップ出場が決まるということ。ぜひたくさんの方に応援をしていただきたいと思っています」とコメント。

 ユニフォームやグッズにまつわる印象的な思い出を聞かれた宮本会長は、自身が選手として出場した2002年日韓大会開催時、渋谷の街で試合後にハイタッチしながら歩く熱狂的なサポーターたちの姿が見られたこと、同大会直前に鼻骨を骨折した同氏が着用していたフェイスガードのレプリカをアディダスが配布し、多くのサポーターたちが身につけて試合を応援していたことを挙げた。ユニフォームやグッズの存在が、サポーターと選手たちに一体感をもたらし大会を盛り上げたといい、「街中にサッカーのグッズを身につけた人が溢れている、という景色が見られたら嬉しいですね」と意気込む。

「ブロークコア」を意識したアパレルラインも

 新たに誕生したイノセントライン、スタジアムライン、デイリーラインの中でも目玉となるイノセントラインは、ブロークコアトレンドを意識し、若年層をターゲットとしたポップなデザインが特徴。これまで日本代表のグッズには見られなかったカラーも採用することで、ビギナー層の獲得を目指す。「SAMURAI BLUE」の文字をさまざまなテイストにアレンジしたロゴをデザインしたTシャツ3型(4600〜5500円)、ロングスリーブTシャツ(5900円)、ソックス(2200円)やカラビナ(2500円)、キーホルダー3型(1500〜2200円)といった雑貨類まで全11型をラインナップする。

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 観戦グッズを中心に揃えるスタジアムラインでは、タオル類に加え、キーホルダーやお守り、シュシュなど日常生活にも取り入れやすいグッズ類を展開する。加えて、サッカー日本代表公式マスコット「カラッペ・カララ」のアイテムを拡充。カラッペ&カララのマスコットカチューシャ(4000円)やマスコットリストバンド(2500円)、なりきりキャップ(5000円)など観戦のエンターテイメント性を高める全39型を用意する。

観戦グッズを紹介するカラッペ・カララと宮本会長

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 日常でもサッカー要素を取り入れたいコアサポーターをターゲットにするデイリーラインでは、日本サッカーの歴史と伝統、格式を表現するクラシックなフォントを採用。ブラックで統一したカラーでクールな印象に仕上げた。JAFのシンボルマークである「三本足の鳥」のアイコンがあしらわれている。ジップポロシャツ(7700円)やタンブラー(3800円)、カードケース付きネックストラップ(2000円)など、ビジネスシーンでの利用も意識したアイテム8型をラインナップする。

デイリーライン

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 発表会の最後にはランウェイ形式で各ラインのアイテムを披露。宮本会長をはじめとしたモデルたちが登場し、新ラインの「ファッション性」をアピールした。

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◾️サッカー日本代表 新アパレルコレクション2025春夏オリジナルオフィシャルグッズ
発売日:2025年3月13日(木)
INNOCENT LINE 取り扱い店舗:blue-ing!SHOP Operated by soccershop KAMO/サッカーショップKAMO 梅田店、原宿店、渋谷店、新宿店/ユーロスポーツ 味の素スタジアム店/Kemari87 KISHISPO 心斎橋店、八幡店/スーパースポーツゼビオ ららぽーとEXPOCITY店、イオンモールKYOTO店、小倉東インター店、イオンタウン黒崎店、福岡天神店、プラっとモール長崎店、ゆめタウン佐賀店、ゆめタウン久留米店、熊本ゆめタウン光の森店、大分店、オプシア鹿児島店、イーアス沖縄豊崎店/ゼビオスポーツエクスプレス 京都ヨドバン店
DAILY LINE・STADIUM LINE取扱店舗:全国のスポーツ専門量販店、スポーツ専門店
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