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ゴージャスなファー&ボアアウターが急増 2025年2月のストリート定点観測

ゴージャスなファー&ボアアウターが急増 2025年2月のストリート定点観測

ACROSS編集部
ACROSS

ゴージャスなファー/ボアアウターが冬のストリートに急増中
シンプル&リュクスからグラマラスなギャルテイストまで、幅広いスタイルの層に浸透。

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フェミニンなムードにマッチする横長バッグがマストレンド化。ギャルテイストが急浮上中の2025年、フェミニンで強めなスタイルがストリートに台頭。

早くも2025年2回目の定点観測となりました。とはいっても街の雰囲気はたった2週間ほどで大きく変化するはずもなく、相変わらず普通に黒ダウンも多いのですが、先月注目したファーアウターを中心とした00s前後のギャルっぽいムードがやはり新鮮に映るということで、今月は彼女たちの多くが持っている「女性横長バッグ、うちハンドルバッグ」に注目してみることに。ズームアップアイテムは、脱・黒の流れからグレーについで浮上してきた「茶系アウター」と、やはりギャルテイストの人気を反映した「レオパード柄」をそれぞれ取り上げました。

カウントアイテム:女性横長バッグ、うちハンドルバッグ 横長フォルムのバッグを小脇に抱えるフェミニンなスタイルが一般化。

この数年間で小型のショルダーバッグが一般化して久しいですが、2023年頃から横長かつ持ち手の短いもの(ハンドル、あるいはショートストラップ)を小脇に抱えるスタイルが急浮上。2024年には小型のボストンバッグがヒットするなど、脱・斜めがけスタイルが進行中です。

似たようなテーマの「女性肩掛けバッグうち、セミショルダー・バッグ」を取り上げたのは1996年11月のこと。00年代半ばのエディターズバッグ、2010年代前半のクラッチバッグなど、バッグのトレンドも年代ごとに様々ですが、2020年代以降はキャッシュレス化の進行とも紐づきながらバッグがどんどんと小型化。近年はバレンシアガの「ル・カゴール」、ディーゼルの「1DR」をはじめ、様々なメゾンの独特の横長フォルムのバッグが人気です。小脇に抱えたり腕を折り曲げたりと、ショルダーバッグに比べると身体に動きが加わることで女性らしい表情が生まれるのがポイントで、久しぶりにストリートに台頭してきたフェミニンなムードにマッチ。あるいはバッグの2個持ちなど、コーディネートのアクセントとしてプラスするようなアクセサリー感覚の着こなしも見られます。

(左)バレンシアガといえば「ル・カゴール」や「ル・シティ」が類似品も含めストリートで大ブレイク中だが、2019年にリリースされたミニバッグ「アワーグラス」も根強い人気。厚手のアウターの袖を短いハンドルに通したバングルっぽい持ち方がおしゃれ。 (中)お母さん世代には定番のプラダのナイロンバッグが娘息子世代にもリバイバル。 (右)ミニショルダーバッグが大ヒットした当時は正方形に近いデザインが多かったが、ハンドルバッグ浮上後はどんどん横長のフォルムへと変化している。差し色として浮上している赤のバッグが人気だった。

ズームアップアイテム①:茶系アウター  脱・黒の流れからじわじわ増加。ギャルテイストのリバイバルともリンク。

2024年は黒に代わってグレーが台頭するという大きなカラートレンドの動きがありましたが、同じく脱・黒の流れからじわじわと茶系のアウターが増加しています。最近の定点観測では2024年4月に「茶系レザータッチアウター」を取り上げていますが、もう少しさかのぼるとコロナ禍前後の2019年~2021年にかけて茶ベージュ系のアウターが一大ブームになり、トレンチコートが定番化。その後次第にベージュ→白へと移り変わっていったのが記憶に新しいところです。

今冬多く見られるのは、当時に比べて濃い茶色。トレンチコートはすっかりその影を潜め、前述のレザー系アウターやファー/ボアアウターが人気の中心になっています。古着がブームを超えて定着したZ世代にとって、ヴィンテージライクでクラシカルな茶色は馴染みの色。また、実は90~00年代前半の定点観測でも盛んに茶系(ベージュ)アイテムは取り上げられており、コギャルたちが好んで着用した歴史も。ギャルテイストのリバイバルという文脈ともリンクしていると考えられそうです。

(左)ファーアウター+ミニ丈ボトムスのバランス感がマス化。バッグやブーツなどの小物もトーンを合わせた“黒抜き”コーディネートが多く見られた。(中)レザータッチのパテッドジャケットもブラウンのものが新鮮。ヴィンテージっぽい茶系レザーが流行した昨冬に比べ、モードで高級感のある茶色へと変化している。(右)先月取り上げたファー人気が加速。超ショート丈のものも散見された。

ズームアップ・アイテム②:レオパード(ヒョウ)柄 小物だけでなく主役級のアウター類も登場。

若干ズームアップ①とも重複する部分もあるのですが、レオパード(ヒョウ)柄も秋口から増加傾向にあり、今月記録しておきたいテーマです。カウントアイテム、ズームアップ①、繰り返し00sギャルテイストのリバイバルというストーリーを述べてきましたが、まさに最たるものと言えるでしょう。しかし柄としてはすでに定番化したもので、過去の定点観測で何度もフォーカスしています。1995年11月ではアムラーやコギャルっぽいムード。1998年9月は「女性ヒョウ柄うち、ヒョウ柄小物」として歴代唯一カウントアイテムで取り上げています。00年代以降はファストファッションの影響でLA海外セレブスタイルが一般化し、ヒョウ柄も増加。男性もレイヤードアイテムとして取り入れるケースも増え、ギャル男にも人気でした。10年代以降はややトーンダウンしましたが、今冬はインパクトの強いアウターで取り入れる女性が増えており、久しぶりに主役級の人気を獲得しています。

(左)「もともとギャルに憧れているのでヒョウ柄は好き。今日は平成っぽいアウターと眼鏡といまっぽいミニスカとタイツのレイヤードをミックスしたコーディネートにしました」と話してくれた22歳の女性。(中)ミニ丈ボトムス+ロングブーツのバランス感は不変だが、スカートからショートパンツへと移行する女性が増えてきた。レオパード柄をチョイスすればよりギャルっぽさ満点のムードに。(右)エレガントなロング丈コートもレオパード柄のものが登場。柄の面積が巨大化しているところが今冬のポイント。

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