カネボウ「ミラノコレクション」が2026年も登場　“女神カバーおしろい”の訴求を強化

　カネボウ化粧品の年に1度数量限定発売するプレミアムおしろいブランド「ミラノコレクション」から、「ミラノコレクション フェースアップパウダー2026」（24g 1万450円、リフィル付きセット 24g×2個 1万7270円 ※価格は編集部調べ）が登場する。5月20日から予約を受け付け、11月22日に数量限定で発売する。

　ミラノコレクションは、イタリアを訪れた1人の研究員が芸術品のような建造物や絵画に感銘を受け、時代を超えて人の心を揺さぶる普遍的な美しさを、化粧品で表現したいという思いから1991年に誕生。「おしろいで肌も心もときめく世界を創造したい」をコンセプトに、フェイスパウダーやオードパルファム、化粧下地を揃える。毎年芸術品のように精巧なデザインのパッケージを打ち出し、使用後のケースをオルゴールへとリユースするプロジェクトなど、感性に訴えるブランド作りを大切にしている。

　ミラノコレクション フェースアップパウダー2026のパッケージは、“女神カバーおしろい”として新たにスタートする決意を込め、1991年の初代デザインを復刻。女神をピンクのボディとゴールドのレリーフが囲んだデザインで、縁を飾るゴシック調のレリーフや、カメオのような女神の質感をオマージュしながら、より緻密で奥行きのあるデザインへ進化させた。メインヴィジュアルには、ブランドとして初めて人物の写真を採用し、繊細な輝きを秘めた透明感あふれる女神のような肌を表現している。

　また、今年から改めて機能面の訴求にも力を入れる。ミラノコレクショングループの植田優子リーダーは、「これまで長くブランドを愛してくださったお客さまに支えられ、親子3代で購入いただくなど、ミラノコレクションが持つ豊かな感性や美しさをしっかりと伝えることができた。一方で、当社が持つ技術力をふんだんに取り入れた機能面の認知に課題があった。今回は“機能性元年”として、見た目だけでなく、ミラノコレクションらしい上質な肌を叶える中身の魅力の発信にも投資する」と意気込む。

　新たなキャッチコピーには、ひと塗りでカバーと透明感を叶える“女神カバーおしろい”を掲げる。密着力の高い板状パウダーを中心に配合することで、均一でなめらかな肌に仕上げ、炭酸マグネシウムに着目した処方がすりガラスのようにふわっとぼかす自然なカバー力をもたらす。ペースト状の油剤が粉体を肌になじませ、粉浮きを防ぎながら肌にしっとりと一体化。水分を抱え込むジェリー（寒天）でコーティングしたパウダーにより、汗などの水分を含むことで密着力が高まり、メイクの仕上がりを長時間キープする。

　そのほか、機能面を実際に試す機会創出のため、ブランドとして初めてミニサイズのサンプルを用意。一部店舗で配布するほか、SNSキャンペーン等での展開を予定している。

◾️ミラノコレクション：公式サイト