
Image by: FASHIONSNAP
アメリカの大手スポーツ用品販売企業ディックス・スポーティング・グッズ(DICK'S Sporting Goods、以下ディックス)が、アメリカのスニーカー小売大手フットロッカー(Foot Locker)を買収した。持ち株比率は非公開で、取得額は総額24億ドル(約3500億円)。
ディックスは、1948年に設立。ペンシルバニア州ピッツバーグを拠点に、「ディックス・スポーティング・グッズ(DICK'S Sporting Goods)」や、「ゴルフ ギャラクシー(Golf Galaxy)」、「パブリック ランズ(Public Lands)」、「ゴーイング ゴーイング ゴーン!(Going Going Gone!)」などを展開しているほか、体験型施設「DICK'S House of Sport」や、モバイルプラットフォーム「GameChanger」なども運営している。
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1974年に設立されたフットロッカー社は、20ヶ国でショッピングモールを中心に約2400店舗を展開。2021年には、スニーカーセレクトショップ「アトモス(atmos)」を3億6000万ドル(日本円で約394億円)で、アメリカ西海岸を中心に展開するシューズショップWSSを7億5000万ドル(日本円で約821億円)で買収するなど、事業拡大と多様な顧客層へのアプローチを図ってきた。
フットロッカーのメアリー・ディロン(Mary Dillon)CEOは今回の発表について、「ディックスとの提携により、フットロッカーはスニーカー文化の拡大、オムニチャネル体験の向上、そして業界における地位の強化において、一層の優位性を築くことができるだろう」とコメント。ディックスは、フットロッカーを独立した事業部門として運営する方針を示している。
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