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スニーカーマーケットプレイス「ストックエックス(StockX)」が、ブランド保護と顧客信頼に関する年間レポート(Brand Protection & Customer Trust Report)を発表し、2024年に検証基準を満たさない総額約7400万ドル(約114億7000万円)相当の取引を未然に防ぎ、50万件以上の悪質な出品を防いだことを明らかにした。
StockXでは、2022年に「ナイキ(NIKE)」から模倣品の販売を理由に訴訟を提起されるなど、悪質出品によるトラブルが後を絶たなかった。
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同社のグレッグ・シュワルツ(Greg Schwartz)CEOは2024年の結果について「認証プロセスへの多大な投資、販売業者の精査、詐欺防止システムの強化、ブランドや法執行機関との緊密なパートナーシップ構築による成果だ」と説明。不正行為の可能性があるユーザーを出品・入札前に排除することにも成功しており、取引環境の改善に繋がったとしている。
またあわせて、最新の偽造品トレンドを分析したレポートも公開。スニーカー部門では「アディダス(adidas)」の「Campus 00s Core Black」と「Samba OG Cloud White Core Black」、アパレル部門では「フィア オブ ゴッド(Fear of God)」、アクセサリー部門では「シュプリーム(Supreme)」、コレクターズ部門では中国のアートトイメーカー「ポップマート(POP MART)」のフィギュア「ラブブ(Labubu)」の模倣品が多く見られたという。
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