ラッパーのケンドリック・ラマー（Kendrick Lamar）が、クリエイティブエージェンシー「Project 3」を始動すると海外の複数メディアが報じた。

　「Project 3」は、ラマーが2020年に立ち上げた制作会社pgLangの新たな部門として設立。長年提携していたカナダのクリエイティブスタジオ「Frosty」を吸収合併したものと見られ、創業者のグレッグ・ストッグドン（Greg Stogdon）ら幹部は留任するという。同スタジオは、「バーバリー（BURBERRY）」や「プラダ（PRADA）」などのキャンペーンを手掛けてきたほか、pgLangとは「カルバン クライン（Calvin Klein）」などのキャンペーンを共同制作。今後はpgLangの一部門として、ファッションやスポーツ、アートなど、幅広い分野の企業に対し、クリエイティブディレクション、コンテンツ制作などのサービスを提供していくという。

関連記事

ケンドリック・ラマーの押さえておくべき功績【連載：いまさら聞けないあのアーティストについて】

CULTUREいまさら聞けないアーティスト