アイウェアブランドの「ジンズ（JINS）」などを展開するジンズホールディングスの新社長に、現代表取締役CEOの田中仁氏の息子で、現取締役副社長COOの田中亮氏が就任する。仁氏は代表取締役会長CEOとなる。異動予定日は11月27日で、同日に開催予定の定時株主総会および取締役会の決議をもって正式に決定する。

　同社は、アイウェア業界で革新的な事業展開を進めてきた創業者 仁氏の後継者として亮氏を選任することが、次世代に向けた持続的な企業価値向上に資すると判断。なお、仁氏は異動後も引き続き経営全般に責任を負い、当社の発展に努めるとしている。

　新社長の亮氏は、1985年生まれ。みずほ銀行やフィールグッドなどで経験を積んだ後、2017年4月にジンズホールディングスに入社した。2023年12月に仁氏の後を継ぎ、同社傘下であるジンズの代表取締役社長に就任。2024年12月からジンズホールディングス最高執行責任者（COO）を務めている。

　社長就任に際して田中亮氏は、「田中仁CEOが築き上げてきた知見やネットワークを最大限に活かし、次世代にふさわしい企業価値の創造に努めてまいります。株主の皆さま、お客様、従業員をはじめとするステークホルダーの皆さまの信頼に応えるべく、一層の精進を重ねる所存です。今後とも変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」とコメントしている。

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