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　「ウォーターベリーウォッチ」は、1890年代に発売されたポケットウォッチ「ヤンキー」から着想を得て製作。当時ポケットウォッチは上流階級など一部の層にしか普及しておらず、一般大衆が手にできるアイテムではなかったが、同ブランドが1ドルで「ヤンキー」を製造販売したことで、20世紀を迎える頃には600万本以上が一般アメリカ人の手に渡ることになった。同ウォッチは「タイタニック号」の乗客の遺品で見つかったことでも知られている。　今回の「ウォーターベリーウォッチ」は、光沢のあるホワイトの文字盤に、ベースモデル「ヤンキー」を想起させるローマンインデックスを採用。6時の位置に「170周年記念ロゴ」を配置し、裏蓋にはブランドロゴと「This watch celebrates simply great wachmaking since 1845」の文言を刻印した。

TIMEX

Fashion

タイメックスが1ドルで買える「ワンダラーウォッチ」発売　国内価格は170円

　シロではこれまで、自然の恵みを余すことなく使い切る取り組みを推進。誕生15周年の2024年、すべての資源の価値を見つめ直し、本質的な循環を目指す「15年目の宣言」を発表した。ものづくりを取り巻く「製品」「資材」「店舗」に注力しアクションを起こす。その第一歩となるゼロ コレクションの「ゼロ」は廃棄物を極限まで減らす意味のほかに、創業時から持ち続けている原点（ゼロ地点）に今一度立ち返るという思いを込めた。　ゼロ コレクション フレグランスでは、IFRA（国際香粧品香料協会）の規制に伴う製品リニューアルによって使えなくなった香料を、規定内で最大限使えるように調節して活用。余った香料でありながらも、それぞれの香りの魅力をより引き立てるように開発した。ゼロサボンはやわらかな甘さとフルーティーさを加え、可憐なムードに仕上げた。ゼロホワイトリリーは咲き誇る花々を束ねたようなフレッシュフローラルの香りでより華やかに調整。ゼロホワイトティーは、フルーティーフローラルをほのかなウッディが包み込む香りとなっている。　容器は小さな傷があるものやロゴなどの印字がずれたもの、リニューアル前の印字のものなどを再利用。元々のラベルや印字を覆うように工夫し、紙資源の利用を最小限に抑えられるデザインに。分別しやすいように簡単に剥がせるラベルシールを採用し、使用後の先も考えている。　第1弾ではオードパルファンのほか、ゼロサボンのボディコロン（100mL 同1980円）、ゼロホワイトリリーとゼロホワイトティーのフレグランスディフューザー（各80mL 各同2200円）をラインナップ。第2弾では3つの香りのハンドクリーム（全3種、各15g 各同1320円）に加え、ゼロサボンからヘアミルク（30g 同2420円）とファブリックアイロンミスト（190mL 同2200円）、ゼロホワイトリリーからヘアミスト（80mL 同3201円）とファブリックソフナー（500mL 同2860円）、ゼロホワイトティーからヘアオイル（30mL 同3201円）とオイルインボディローション（80mL 同3850円）を揃える。

SHIRO

Beauty

SHIRO「ゼロ コレクション フレグランス」が限定発売　“新しくつくらない”環境に優しいものづくり

　リシャレルでは「Time less・Age less・Size less」をコンセプトに掲げ、流行にとらわれないファッションアイテムを展開。オーバーサイズの設計をはじめ、光沢や透け感のある素材を取り入れ、オンオフ問わず大人の女性が着用できるデザインに仕上げた。　デビューコレクションではアウターやトップス、ボトムスをラインナップ。メッシュパターンニットコート（3万9600円）やシャンブレーを使用したノーカラーのコート（4万4000円）といったアウターを揃え、トップスではリブニットのプルオーバー（1万4300円）やバルーンスリーブのブラウス（2万900円）、コクーンシェイプのシャツ（3万1900円）を製作した。ボトムスはレースアップのディテールを施しテーパードデニム（3万3000円）やロングスカート（2万9700円／いずれも税込）などを展開している。

創業161年の堀田丸正、大人の女性向けD2Cブランド「リシャレル」を立ち上げ

　モンクレールは、創業70周年記念プロジェクトの一環として7人のデザイナーとコラボレーションしたシリーズを展開。同シリーズではブランドのアイコニックアイテム「マヤ ジャケット」を再解釈しており、第1弾として「パーム・エンジェルス（Palm Angels）」デザイナーのフランチェスコ・ラガッツィ（Francesco Ragazzi）とのコラボレーションアイテムを発売した。　「Moncler Maya 70 by Thom Browne」は、英国製のフランネルとナイロンラケを使用することで、マヤ ジャケットにフォーマルな要素を加えたデザインとなっている。キャンペーンには俳優のリー・ペイス（Lee Pace）を起用。トム・ブラウンは「モンクレールは誇るべき伝統があります。私は、トム ブラウンのシグネチャーであるユニフォーム、プリーツ、ダウン、ひねり、転用などを70周年記念のマヤ ジャケットに取り入れたかったのです」とコメントしている。　なお、トム・ブラウンは、2018年春夏コレクションまで約10年「モンクレール ガム・ブルー（MONCLER GAMME BLEU）」と「モンクレール ガム ・ルージュ（MONCLER GAMME ROUGE）」を手掛けていた。

THOM BROWNE

MONCLER

モンクレールがトム ブラウンとコラボ、マヤ ジャケットをフォーマルに再解釈

　同書は創業20周年を記念したもので、イギリスのPhaidon出版社が発刊。4つの章で構成し、ブランドの起源や国際的デザイナーとのコラボレーションなどからブランドの軌跡を辿る内容となっている。価格は税込7700円。　また、同日にニューヨークを拠点に活動するアーティスト レイラ・ゴハー（Laila Gohar）とのコラボレーションコレクション「ソブレメサ・コレクション（SOBREMESA COLLECTION）」を発売。ブランドとレイラのコラボレーションは初で、アイテムはテーブウェアとキッチンアクセサリーを展開する。コレクションは、期間限定で「エデンワークス（edenworks）」を主宰するフラワークリエイター 篠崎恵美と植物屋「叢」店主の小田康平が手掛けた植物や装花とともにHAY TOKYOで展示される。

INTERIOR

Culture

「HAY」からブランドの軌跡を辿る書籍が発売、創業20周年を記念

　スペシャルサイトでは、「自分らしい美しさ」を重視する現代の人々に向けて、過去から未来までのさまざまな美のあり方に出合い「いま、いちばん好きな私」を探すことのできる体験型のコンテンツを年間を通して展開する。　第一弾は、“過去から現在”に着目し、150年の長きにわたり、「最高の美」に挑み続けた資生堂が培った、さまざまな時代の美を体験することができるというもの。具体的には、初めてメイクした年齢を検索することで、当時のトレンドや懐かしい商品を振り返ることができる。さらに、過去のトレンドを2022年バージョンに再現できる。またサイト内では、過去からインスピレーションを受け、現代バージョンへとアップデートされた、「今取り入れたいメイク」を小松が披露。1920年に流行した骨格感を活かしたカラーレスメイクや、60 年代のポップさを活かしたメイク、強さと女性らしさをミックスした80年代のメイクなどで登場する。　なおワタシプラスでは、5月13日からプレゼントキャンペーンを開催。ベースメイクまたはポイントメイク1品以上含む税込8800円以上の購入で、資生堂初の化粧品オイデルミンをモチーフにしたミニチュアキーホルダーを数量限定でプレゼントする。

資生堂の「ワタシプラス」が小松菜奈起用のスペシャルサイトを公開　創業150周年記念で

　熊谷は、メンズブランドとして1999年にアタッチメントをスタート。表参道や銀座、六本木のほか、新潟や愛知にフラッグシップショップを構えており、海外でもアイテムを展開している。2017年には大阪を拠点とする繊維専門商社のヤギがアタッチメントの全株式を取得し、子会社化した。なお、後任には「ヴェイン（VEIN）」のデザイナー榎本光希が就任する。　退任の理由について、アタッチメントは「昨今のファッション業界を取り巻く状況も踏まえ、新しい世代へ継承していくことでブランドの活性化を促し、ブランドの新たな一歩を踏み出すタイミングとしてこの度退任の決断に至りました」とコメントしている。

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アタッチメントの創業デザイナー熊谷和幸が退任、2022年春夏コレクションがラストに

　平野氏はセントラル・セント・マーチンズ（Central Saint Martins）でファッションデザインを学び、在学中に出会ったデザイナーのハン・チョン（Han Chong）を含む3人で卒業後の2013年にセルフ ポートレイトを設立。セルフ ポートレイトではデザインのほか、外部とのコミュニケーションなど様々な業務を手掛けた。　幼少期からファッションデザイナーを志してきた一方で、中学生時代の友人が敏感肌で肌荒れしやすい体質だったことから肌トラブルが起きにくい化粧品の開発にも関心を持っていた平野氏は、セルフ ポートレイトが軌道に乗り始めたタイミングで、もうひとつの将来の夢だったスキンケアブランドの立ち上げのために独立を決意。自身が目指すクオリティを実現するための原料や梱包資材のリサーチなどを経て日本に帰国し、2019年3月にポートフォリオスを設立した。　ブランド名のアンナチュラリーナチュラルは「アンナチュラル（自然由来ではない※意訳）」と「ナチュラル（自然）」を組み合わせた造語で、「植物由来の成分が必ずしも肌に悪影響を及ぼさないわけではなく、またケミカルな原料も刺激になりにくく効果を発揮するものがある」という平野氏の考えを反映した。商品開発ではクルエルティーフリー、アルコールフリー、グルテンフリー、サルフェートフリーを掲げ、刺激の原因と言われている20以上の成分を使わない処方を採用。また、動物実験の禁止や動物由来成分の排除といったエシカルな製品開発を徹底し、アメリカの動物愛護団体「PeTA（People for the Ethical Treatment of Animals＝動物へのエシカルな扱いを行う者）」の認証や、イギリスの「Vegan Society（ヴィーガン協会）」の認証マークを取得している。　ファーストコレクションは、化粧水「ザ・トリートメントローション」（4500円）、美容液「C オイルエッセンス」（4900円）、クリーム「ハイドレート R クリーム」（5000円／いずれも税別）をラインナップ。共通成分として使用しているキウイシードオイルはビタミンCとEなどがエイジングサインに働きかけ、透明感と柔軟性を高める力がある。平野氏はその効能に惚れ込み、海外の工場から直接買い付けたという。生産面では、国内トップレベルの研究開発の知見を持つ化粧品OEM大手の日本コルマーと契約し、安全性や品質を追求。商品はブランドのオンラインストアで先行販売しており、来年1月にポップアップストアなどリアルな場で一般販売をする予定だ。　平野氏は日本におけるヴィーガンに対する印象について「ベジタリアンやヴィーガンが環境や健康への意識が高い人のためのもの、という考えが少なからずあると感じます。アメリカやヨーロッパでは街のドラッグストアで他のブランドと同じようにヴィーガンブランドが陳列されていて、ヴィーガンではない人が購入することが一般化しています」と話し、アンナチュラリーナチュラルでは全ての人が安心して買えるという意味を込めて「ヴィーガン"対応"ブランド」と表現している。　今年10月には丸井グループの子会社であるD2C&Co.やアカツキの「ハートドリブンファンド（Heart Driven Fund）」、East Ventures、その他個人投資家複数名を引受先とする第三者割当増資を実施し、総額1億円の資金を調達。平野氏は日本の投資家のヴィーガン向け製品に対する意識の高まりを実感したといい、アンナチュラリーナチュラルを通じて国内のヴィーガン市場の活性化を目指す。集めた資金は商品開発や海外販路の開拓などに活用する予定。現在は国内での販売のみだが、来年以降アメリカに実店舗の出店を検討しており、海外進出にも積極的な姿勢を示している。

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「セルフ ポートレイト」創業メンバーがヴィーガン"対応"スキンケアブランドを設立、全ての人が安心して使える処方に

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