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ナイキ原宿が移転リニューアル 東京スニーカー史を辿るアーカイヴシューズを展示

日本初のランニングフォーム分析サービスを導入

 「ナイキ(NIKE)」が「ナイキ原宿(NIKE HARAJUKU)」を商業施設「原宿クエスト」の1〜3階に移転し、リニューアルオープンする。9月11日のオープンに先駆けて、メディア向けに内部を公開した。

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ナイキ原宿の外観

ナイキ原宿(右奥が移転前の建物)

Image by: FASHIONSNAP

 ナイキ原宿は、フラッグシップストアとして16年にわたって営業。今回の移転リニューアルでは、同社のイノベーションとプロダクトの魅力を体験できるストアとして増床し、すべてのアスリートに向けたパフォーマンスフットウェアとアパレル、ライフスタイルアイテムを揃える。1階ではメンズ&ウィメンズのランニングアパレルとフットウェア、カスタマイズサービス「ナイキ バイ ユー(Nike By You)」を、2階ではウィメンズとキッズのライフスタイルやトレーニングアイテムに加えて、ウィメンズのバスケットボールカテゴリーを展開する。3階では、メンズのライフスタイルとトレーニング、メンズのバスケットボールカテゴリーと「ジョーダンブランド(JORDAN BRAND)」をラインナップする。

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ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内
ナイキ原宿の店内

1階ではメンズ&ウィメンズのランニングアパレルとフットウェアをラインナップ。

Image by: FASHIONSNAP

 内装には、再生素材を多く活用。以前は黒を基調とした空間だったのに対し、新店舗では白を基調に、光を取り込むインテリアに仕上げた。1階のサービスハブには、原宿・表参道のシンボルである欅を使用した新しいストアロゴを設置。各階のエレベータースペースの壁面には、日本の伝統工芸である組子細工を用いて作られたスウッシュロゴを配置した。1階の壁面には、ロードシューズ、レースシューズ、トレイルシューズの各カテゴリーに分けてシューズをディスプレイする。

店頭に並んだランニングシューズ
店頭に並んだランニングシューズ
イエローのランニングシューズ

メンズのランニングシューズ

Image by: FASHIONSNAP

日本初、ランニングフォーム分析ツール「NSRL フォーム」導入

 同店は、アメリカ・ポートランドに位置する「ナイキ スポーツ研究所(Nike Sports Research Lab、以下NSRL)」の研究によって生まれたランニングの動作分析ツール「NSRL フォーム(NSRL Form)」を日本初導入。上海、ロンドンに続く世界3店舗目の導入となるNSRL フォームは、ナイキメンバーを対象にしたサービスで、店内に設置された専用のトレッドミルで2分間走行し、トレッドミル周辺の6台のカメラで動きを測定することで、ランニングフォームの解析ができる。

トレッドミル

NSRL フォーム専用のトレッドミル

Image by: FASHIONSNAP

 専用カメラでは、体験者の身体の150ヶ所のポイントを測定可能。フォーム解析の結果に基づき、ナイキのアプリ「ナイキランクラブ(NRC)」および「ナイキトレーニングクラブ(NTC)」から、最適なトレーニングアドバイスとナイキのフットウェアを提案する。

ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面
ナイキのランニングフォーム分析ツールの画面

NSRLフォームの分析結果。ランニングフォームを6つの指標で分析し、改善が必要なポイントを6角形で表示。同画面では、「上下動」を改善点として示している。

Image by: FASHIONSNAP

 同サービスの導入に伴い来日したNSRLのキャサリン・ポー氏によると、開発期間は約2年。「独自のハードウェアとソフトウェアを開発し、モーションキャプチャの専門家の意見をもとに、身体にマーカーを付けなくても動きを分析できるソフトウェアを完成させました」(キャサリン・ポー氏)。分析ツールは、同社がこれまでに集積した1万人以上のランナーのデータをもとに開発。先行導入していた上海では、2ヶ月で1000以上のデータを集積できたことを受け、今後は各国でのNSRL フォームの導入を通して、より多様なランナーの分析を見据える。

 日本初導入の店舗として原宿を選んだ理由は、ランニングコミュニティの文化が根強いこと、同店が旗艦店として重要な役割を持つことが挙げられた。「世界陸上に向けて、あらゆるレベルのアスリートが、自身のパフォーマンスを理解し、向上させようと努力する姿を通して、トップアスリートたちもインスピレーションを受けることを願っています。私たちがこのような取り組みを行うことが、彼らのモチベーションにつながればと考えています」(キャサリン・ポー氏)。なお、NSRL フォームの体験は予約制で、専用サイトから予約を受け付ける。

東京のスニーカーカルチャーを体現するアーカイヴシューズを展示

 3階の壁面には、ナイキと東京のスニーカーカルチャーの密接な関係を体現した「東京スニーカーカルチャー」を展示。1990年代後半に社会現象を巻き起こした「エア マックス 95(Air Max 95)」をはじめ、2019年に発売した「サカイ(sacai)」とのコラボレーションモデル「LD ワッフル(LD WAFFLE)」など8足を揃える。

アーカイヴスニーカーの展示

「東京スニーカーカルチャー」として展示されるアーカイヴスニーカー

Image by: FASHIONSNAP

 ナイキジャパンのジェネラルマネージャーを務める小林哲二氏は、同店を「グローバル戦略上、非常に重要な旗艦店」と位置付け。「2009年から16年間営業してきた原宿の地で場所を移し、未来を創造するための新たなフェーズを切り開く店舗として、ランニングを基軸に、スポーツをするアスリート、スポーツを感じるアスリートを含め、すべてのアスリートに向けてナイキブランドおよびジョーダンブランドの魅力を最大限に発揮する店舗としてスタートします」とコメントした。

 同店では今後、定期的なランニングセッションを実施する「NRS(ナイキランセッション)」や、ナイキの最新シューズやアパレルのトライアルサービスである「トライイットオン(TRY IT ON)」」をはじめとしたさまざまなランニングサービスを提供予定。ランニングに特化したスタッフが、ランナーや、これからランニングを始める顧客に寄り添ったサポートを行うという。

ナイキ原宿の店内

Image by: FASHIONSNAP

最終更新日:

■NIKE HARAJUKU
所在地:東京都渋谷区神宮前1-13-14 原宿クエスト1階
営業時間:10:00~21:00 ※年末年始は変更予定
問い合わせ:03-6365-6453

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