
Image by: FASHIONSNAP
デザイナー 安藤大春が手掛ける新バッグブランド「レカミエ(RÉCAMIER)」がデビューした。今月「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ(BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS)」との別注アイテムを発売し、デビューコレクションのデリバリーは来年2月頃を予定している。
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デザイナーの安藤は、ウィメンズウェアブランドの「ミドラ(MIDDLA)」やメンズウェアブランドの「オーハル(Ohal)」を手掛けるほか、現在のモスバーガーの制服のデザインを担当している。
レカミエは、和と洋、過去と未来、硬さと柔らかさ、直線と曲線といった相反するものの調和を背景に、数学的で建築的な観点でデザインを追求するバッグブランド。
アイコンモデル「KINCHACK」は、ミドラで多用している変形プリーツを巾着に応用。「黄金比」の考えを元に設計されたパターンで立体的に組み立て、日本古来の「巾着」をモチーフにしたユニークな造形に仕上げた。サテンとオーガンジーの2種類の生地でそれぞれ2サイズを揃え、価格はサテンが1万4300〜1万7600円、オーガンジーが1万3200〜1万6500円。比較的手に取りやすい価格で展開するなど、ミドラやオーハルのエントリーアイテムとして幅広い客層へのリーチを目指す。今後はアジアを中心に海外展開も視野に発信していくという。






また、ハローキティの顔の縦横比も黄金比と呼ばれていることから、バーニーズニューヨーク限定で展開しているハローキティのアートフィギュア「HELLO KITTY BLACK SERIES」のドレスも製作。「KINCHACK」バッグをワンピースにしたような造形のドレスで、商品化も検討しているという。

ブランドのアイコンマークは、一辺の長さと対角線の長さが黄金比とされる「五角形」。デビューコレクションでは五角形をモチーフにしたレザーバッグを発表した。ソリッドな見た目に反してソフトな手触りのレザーや、エレメント(務歯)を通常よりも細かくすることでスムーズな開け心地を実現した特注ファスナーなど柔らかな印象を与えるディテールを追求した。2サイズ展開で、価格は3万800〜5万2800円。


ファスナーの引き手も五角形。エレメントは磨き上げることで光沢感を出している。
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