「オスカー・デ・ラ・レンタ（Oscar de la Renta）」の共同クリエイティブ・ディレクターを務めるフェルナンド・ガルシア（Fernando J. Garcia）とローラ・キム（Laura Kim）が、2026年2月に発表予定の秋コレクションを最後に同職を退任するとインスタグラムで発表した。

　ガルシアとキムは2016年に、ピーター・コッピング（Peter Copping）の後任としてオスカー・デ・ラ・レンタの共同クリエイティブ・ディレクターに就任し、9年間ブランドを牽引。今回の退任についてガルシアは、2015年に2人が設立した自身のブランド「モンス（Monse）」に専念するためであると説明している。

　退任にあたってガルシアは、「私たちは人生の半分以上を、この素晴らしいチーム、そして愛情深いデ・ラ・レンタ ファミリーと共に過ごしてきました。この決断に至るまでには長い熟考がありましたが、同時に新たな一歩を踏み出すことへの期待も抱いています。ローラと私は、会社での経験すべてに深い感謝の気持ちを抱いており、そこには魔法のような思い出がたくさんあります。私たちの最後のコレクションとなる2026年秋が、皆さまに気に入っていただけることを願っています」とコメントしている。

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