ADVERTISING

2026年春夏コレクション

Image by: grounds

昆虫の目サングラスなど披露、「グラウンズ」がパリでファッションショー開催

2026年春夏コレクションを発表

2026年春夏コレクション

Image by: grounds

 「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」のデザイナー坂部三樹郎が監修する「グラウンズ(grounds)」が現地時間10月2日、パリ8区にあるブルータリズム建築の駐車場で2026年春夏コレクションショーを開催した。ブランドとして2回目となるパリでのファッションショーで、人の謎めいた部分とホラー要素をリンクさせ、それを基に「新しいラグジュアリー」を模索しようと試みた。

ADVERTISING

 2026年春夏コレクションは、2025年秋冬コレクションから引き続き「奇妙な世界」の探求をより深化させ、日本のホラー伝承からインスピレーションを得て製作。遊び心と不気味さが共存する独自の世界観を、より鮮明に打ち出した。スタイリングは、エディターとしても活躍するスタイリストのDanielle Emersonが手掛けた。

Image by: grounds

Image by: grounds

 コレクションでは、クラシックなテーラードジャケットは解体され、再構築されることで新たな表情を見せ、錆びついたジュエリーや染みのついた素材で、時間の経過と物語性を表現。コレクションの中核を成すのは、着用者を異形の存在へと変容させる要素の数々で、昆虫を連想させる巨大なオーバーサイズサングラスは、着用者の人間性を曖昧にし、「何を考えているか分からない」不気味さを演出。着物からインスピレーションを得た袖は、床を引きずるほどに長く設計され、まるで幽霊のように揺れ動いた。また、これらのシルエットを引き締めるのは、廃材から丁寧に再構築された帯で、サステナビリティの意識と日本の美意識を融合させたデザインに仕上げている。

Image by: grounds

Image by: grounds

Image by: grounds

Image by: grounds

 コレクション全体の基盤となるのは、ブランドのアイデンティティであるシューズ。虫や鳥の足から着想を得た、地面を掴むような二股に分かれたソールなど、コンセプトである不気味さを表現するためのさまざまなバリエーションが披露された。なお、一部ショー用に加工したものもあるが、基本的に全てのシューズは販売予定だという。

grounds 2026年春夏

全ルックを見る

grounds 2026年春夏コレクション

2026 SPRING SUMMERファッションショー

最終更新日:

ADVERTISING

2026年春夏コレクション

Image by: grounds

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント