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「ヴォーグ」を出版するコンデナスト社、記事や広告から毛皮の排除を表明

「ヴォーグ」を出版するコンデナスト社、記事や広告から毛皮の排除を表明

 ファッション誌「ヴォーグ(VOGUE)」などを出版するコンデナスト(CONDÉ NAST)が、同社のコンテンツや広告において新しい動物の毛皮を使用しないことを発表した。

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 同社は2020年に5ヶ年のサステナビリティ戦略を策定し、温室効果ガスの削減や、循環性の向上を目的とした持続可能な素材の採用、サプライチェーン全体で倫理的な取引を行うためのポリシーの作成やツールの開発などを行っている。

 今回、同社のウェブサイトに「当社の出版物では、編集コンテンツや広告において、新しい動物の毛皮は使用していません」という文言を追加。あわせて「自給自足や先住民族の慣習による副産物など、例外となるものはガイドラインで明確に規定されている」と記した。

 ファッション業界では2022年にケリング(Kering)が全ての傘下ブランドで毛皮の使用を停止し、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」「カナダグース(CANADA GOOSE)」など多数のラグジュアリーブランドも同様の方針をとっているほか、英国ファッション協議会(The British Fashion Council)がロンドンファッションウィークの参加ブランドに毛皮の使用を禁止するなど、ファーフリーの波が拡大している。

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