
来年開かれる上海のヤーン展などに出展し海外で積極的にアピールする

東レはファイバーの海外市場開拓を狙い、原糸・原綿のコンセプトブランド「トーレ・プレミアム・ゴウセン・セレクト」を立ち上げた。独自のポリマー技術や「ナノデザイン」などの紡糸技術を背景に、東レにしか作れない糸わたをラインナップする。来年3月に上海で開かれるヤーンエキスポなどに出展し、ゆくゆくはグローバルな販売体制の確立も見据える。
東レは国内メーカーで唯一、ポリエステル、ナイロン、アクリルの三大合繊の生産を維持し、長・短繊維で幅広い素材を開発してきた。一方、国内のミル消費は年々減少し、特にナイロンの一大用途だったパンティーストッキング市場が縮小するなど、事業環境が変化している。対して中国をはじめとする海外では大規模増設が相次ぎ、価格競争が激化している。この中で東レが培ってきた高い技術力に優位性があると捉え、海外市場開拓のためのブランディングに乗り出した。
ただし日本製だけにこだわらず、東レのグローバル拠点を積極的に活用していく方針。「グローバルなサプライチェーンに供給できるのが当社の強み。国内で技術を囲い込みがちだが、中国、インドネシアなどグループ拠点に広げ、日本はさらに新しい物を作っていく」(浅田康治ファイバー・産業資材事業部門長)考え。
立ち上げ時にプレミアム・ゴーセン・セレクトに入れたのは5素材。酸化チタンを通常のフルダルの5倍以上添加した「ギガダル」、ポリエステル「シルックシルデュー」にナノデザインを活用した単糸0.1デシテックス以下のタイプ、バイメタル構造のストレッチ糸「スプリングフィット」、吸放湿ナイロン「キュープ」、10デシテックス以下の極細ナイロン「ライティグラム」で、今後は入れ替えも行っていく。
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