トヨタがザ・ノース・フェイス、スパイバーと協業　世界初、ブリュード・プロテイン繊維を採用した車を発売

Image by: CORDE by

　トヨタ・コニック・プロが提供するスタイルドカーブランド「コーデバイ（CORDE by）」が、「ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）」とスパイバー（Spiber）と共同で開発したコンセプトカー「TOYOTA LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”」を2026年春に発売する。

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　今回発売される新モデルは、2023年に開催された「Japan Mobility Show2023」で初披露。「一台のクルマをもっと長く愛せるようにすることで、持続可能なクルマ社会の実現を目指す。」というブランドの想いに共感したザ・ノース・フェイス、スパイバーとともに、次世代プロテイン繊維素材「ブリュード・プロテイン™（Brewed Protein™）ファイバー」をモビリティのインテリア素材に用いた世界初のモデルとして開発した。モデル名は「カーライフに“新しい景色”を」という想いを込めて命名された。

　デザインプロデュースはザ・ノース・フェイスチームが担当し、ブランドのプロダクトから着想を得た「メルドグレー」と「グラファイトグレー」の2色を展開。メルドグレーは同ブランドのドーム型テント「Geodome 4」をオマージュし、グラファイトグレーは、ブランドの代表作「1984 RUTHSAC」や「1992 MOUNTAIN LIGHT JACKET」などに使用されたカラーからインスピレーションを得たという。フューエルリッド（給油口の蓋）やガード、フロアマット、コンソールボックス、Brewed Protein ファイバーを使用したシートカバーには、各ブランドのロゴをあしらった。

　同モデルは、10月29日から11月9日まで開催される「JapanMobility Show 2025」に出展する。また、同イベント以降も、アウトドア・モビリティ関連イベントなどに出展を予定しているという。