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マーケティングから考える、Z世代に向けたスーツの提案

マーケティングから考える、Z世代に向けたスーツの提案

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 新聞の折り込みチラシが激減して久しい。個人的には週末に近所のスーパーや家電量販店などのチラシを眺めている時間は嫌いじゃない。一昔前までは、普段取材する紳士服専門店の折り込みチラシが入っていることが多かったが、今ではフレッシャーズ商戦などの時期に限られるようになった。 テレビコマーシャルはどうだろう。ファッション業界では大手紳士服専門店をはじめ、多店舗展開しているカジュアル専門店のものなど、決まった企業のものをよく見る。最近では百貨店向けブランドを見かけることも増えた。

 一方で、今多くの企業が力を入れているのはウェブマーケティングだ。Z世代はもちろん、新たな客層にリーチするためにはSNSでのアプローチが欠かせない。

 コロナ禍以降のスーツ離れへの危機感から、紳士服専門店ではスマートフォンを通じて若い世代の日常にどれだけ浸透できるかに全力を尽くしている。デジタル広告での販促・宣伝だけでなく、SNSを活用した共創企画など、消費者の声を反映させた商品開発も続々登場している。

 そもそもスーツをネットで購入するにはいくつものハードルがある。サイズ問題など難易度の高いアイテムなので、実店舗との連携も重要になる。人生初のスーツを自店で買ってもらうためにも、まず、知ってもらわなければ何も始まらない。

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