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アニエスベーがパリの老舗百貨店BHVから撤退へ シーインの出店に対する“意思表示”として

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アニエスベーのバッグ

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アニエスベーがパリの老舗百貨店BHVから撤退へ シーインの出店に対する“意思表示”として

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 「アニエスベー(agnès b.)」が、パリ市庁舎の向かいに構えるパリの老舗百貨店 BHVから撤退すると発表した。現地時間11月6日に「シーイン(SHEIN)」が世界初の常設店舗をオープンしたことがきっかけだとしている。

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 現地メディアなどによると、シーインがオープンした常設店舗は面積1200平方メートルの大型店。今後フランス国内の他の都市にも出店を計画しているという。

 一方で、シーインは模倣品販売や製品から発がん性物質が確認されるなどビジネスモデルが取り沙汰されている。また、フランスでは今年6月にシーインや「ティームー(Temu)」といった“ウルトラ・ファストファッション”に関連する企業や製品の広告を全面的に禁止する条項を追加したファストファッションを規制する法案が可決。7月には、シーインの誤認を招く価格表示や誇張されたサステナビリティ訴求などの不当な販売行為を問題視し、フランスの消費者保護当局が4000万ユーロ(約67億6285万円)の罰金を科すなど、シーインには批判の目が向けられている。常設店舗ではオープン日に抗議する者も現れたという。また、児童に見える成人用玩具や、刀、メリケンサックなどの武器がシーインのオンラインストアで販売されていたことを受け、今月にはフランス政府が同ストアに対し営業停止措置を講じることも明らかになった

 フランスを代表するブランドの一つでもあるアニエスベーは、「人にも地球にもやさしいものづくりを続けてきたブランドの姿勢を守るため」の意思表示として、シーインの常設店のオープン日に休業。近日中に営業を終了することを決定した。

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