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ユニクロが、中国発の総合ネット通販サービス「シーイン(SHEIN)」を運営するRoadget Business社、Fashion Choice社およびシーインジャパンの3社を2023年12月28日付で提訴した。ユニクロの人気商品である「ラウンドミニショルダーバッグ」の形態を模倣した商品を販売する行為など、不正競争防止法違反を理由とし、東京地方裁判所に模倣商品の販売の停止と販売により同社が被った損害の賠償を求める訴訟等の申立てを行ったという。
ユニクロを運営するファーストリテイリングは、昨年から「ラウンドミニショルダーバッグ」の模倣品や類似品がインターネット上の通信販売サイトなどで流通していることに対してコーポレートサイト上で注意を呼びかけており、模倣品を製造販売している会社に対する法的措置の検討を発表していた。
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ユニクロは、今回の申立てに対して「シーインが販売する模倣商品の形態が当社商品の形態に酷似しており、SHEINによる模倣商品の販売が、ユニクロブランドおよび当社の商品の品質に対するお客様からの高い信頼を大きく損ねていると判断した」とコメント。ファーストリテイリングは、グループ全体で同グループの知的財産を侵害する行為に対して、毅然とした態度で法的措置を含む適切な対応を行っていくとしている。
「ラウンドミニショルダーバッグ」は2020年12月の販売開始後、TikTokを中心に世界で多くの話題を集め、2023年4月にはLVMHグループのファッション商品の検索エンジン「リスト(Lyst)」によって「最もホットなアイテム」に選出されている。
◾️ファーストリテイリング:公式サイト
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