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ワコールホールディングスは、2026年3月期連結業績予想を下方修正した。修正後の予想は売上高に相当する売上収益が前期比0.1%減の1738億円(修正前は1875億円)、営業利益が同514.4%増の202億円(同228億円)、純利益が同69.0%増の122億円(同148億円)。これを踏まえ、年内に発表予定だった次期中期経営計画の公表を先送りする。
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2023年以降に行ってきた事業構造改革の効果が一定は出ているものの、高い計画には届かない見通し。国内事業は、「ECは好調なものの店舗販売が低調」。高価格帯商品群は堅調というが、主力の「ワコール(WACOAL)」「ウイング(Wing)」、「CW-X」が計画を下回る見込み。
また、米国、中国は現地市場の厳しさの継続を見込む。欧州は6月に発生した子会社物流倉庫での火災の影響を受け、2ヶ月にわたってECが出荷停止となったことが影響している。
11月12日に発表した4~9月期連結業績は、売上収益が前年同期比2.9%減の875億円、営業利益が同86.5%増の215億円、純利益が同41.5%増の124億円だった。
最終更新日:
◾️ワコールホールディングス4〜9月期連結業績
売上収益:875億円(前年同期比2.9%減)
営業利益:215億円(同86.5%増)
純利益:124億円(同41.5%増)
◾️ワコールホールディングス26年3月期連結業績予想
売上収益:1738億円(前期比0.1%減)
営業利益:202億円(同514.4%増)
純利益:122億円(同69.0%増)
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