
Image by: オンワード樫山
オンワード樫山のウィメンズブランド「アイシービー(ICB)」が、都心で活躍するビジネスパーソンをターゲットとするライフスタイルメディア「東京カレンダー」とのコラボレーションイベントを、東京・表参道のザ ストリングスで開催した。東京カレンダーの読者を中心とした女性約90人が参加。「グルメを切り口に、既存販路では出会えていないより若い客層を開拓したい」と、能井つぐみオンワード樫山 アイシービー ディビジョン部長は狙いを語る。
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アイシービーは1995年にニューヨーク発のブランドとして誕生し、今年で30周年。自立した女性に向けて、ミニマルかつコンテンポラリーなスタイルを百貨店販路を中心に提案している。
「ブランドとして、管理職などリーダー層の女性をターゲットにしているが、マーケティングチームとともにブランドのペルソナを再検討した結果、若い層との接点づくりが必要だと判断した」と能井部長。東京カレンダーとの協業で、「グルメという文脈で、従来アプローチがあまりできていなかった30代との接点を持つことができる。30年前は、(世の中の)ファッションに対する消費意欲はもっと高かった。様々な情報が溢れている今の時代は、グルメに加えて美容など、多様な切り口でブランドを知ってもらう方がいい」と続ける。
コラボイベント「ICB×東京カレンダー FASHION NIGHT with シャンパーニュ 2025」では、ワインやフードを立食形式で振る舞ったほか、ファッションショーも実施。また、30周年の記念アイテムを含む今秋冬物も会場で展示した。アーカイヴアイテムをアップデートしたカーディガンや、東京の夜景をイメージしたというラメの入ったニット、裏地にニューヨークやパリといったブランドにゆかりのある都市名をあしらったジャケットなどを揃えた。





Image by: FASHIONSNAP
参加者の27歳の女性は、「東京カレンダーのインスタで今回のイベントについて見かけて応募した。1人で来たが、他の参加者とも仲良くなることができたし、ファッションショー自体が初めてだったので楽しかった」とコメント。普段はイベント企画に従事しているという。
以前にも東京カレンダーのイベントに参加した経験があるという37歳の女性は、「アイシービーについてはあまり詳しくなかったが、イベントに来たことでミーハー心で着てみたいと思った。在宅勤務なので通勤用の服を買うことはあまりない。でも、キャリアを重ねるなかで装いが求められる場面も増えてくると思うので、これを機に購入も検討したい」。
東京カレンダーは、バズワード“港区女子”を生んだ、華やかで都会的なライフスタイルを取り上げるメディア。会場には日紫喜康一郎編集長も登場し、編集長の選ぶベストドレッサーなどのコンテンツで場を盛り上げた。「いいレストランにはいい服を着ていくという文脈があるため、グルメとファッションの親和性はある」と日紫喜編集長は語った。
最終更新日:

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能井つぐみ オンワード樫山 アイシービー ディビジョン部長
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30周年を記念し発売されたカーディガン
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30周年を記念し発売されたジャケット
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30周年を記念し発売されたニット
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30周年を記念し発売されたバッグ
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30周年を記念し発売されたバッグ
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