
「イッチ(ITTI)」が、関西初となる直営店「ITTIOSAKA」を11月21日に大阪・南船場にオープンする。
ADVERTISING

イッチは、2017年にデビューした東京を拠点とするレザーグッズブランド。「日常に宿る上質さ」をテーマに、国内外の上質な素材を用いた「メンズでもない・ウィメンズでもない」「クラシカルでもない・モダンでもない」といった枠を超えたデザインを提案している。

初の直営店である東京・富ヶ谷の「ICHI GALLERY」を“広げる・伝える”ための場として運営してきたのに対して、ITTIOSAKAは“ブランドの名を冠した初の直営店”として、今後展開される全ての店舗の原点となるブランドの新たな拠点として誕生した。これまで大阪で開催してきたポップアップの反響が他に地域と比べても特に大きかったことや、オンラインストアでの購入者も関西圏の顧客の比率が高いことから、関西圏の顧客が実際に手に取って商品を見ることができる機会を作るため大阪に出店を決めたという。





什器と一部壁面には和紙作家 ハタノワタルの和紙が使用されている。
ITTIOSAKAのコンセプトは「Of land and hand.(土地と手の仕事)」。関西を拠点とするさまざまなクリエイターと共に、日本の文化に宿る静けさや温もりを感じる空間を作り上げた。空間デザインを担当したninkipen!は、大阪を拠点に南船場の「PORT」やブルーボトルコーヒー梅田茶屋町カフェなど、関西のカルチャーを象徴する空間を数多く手掛けた今津康夫と中村健太郎による建築家ユニット。奈良に古くから伝わる技法で一本ずつ手で磨き上げた「森庄」の磨き丸太と、自然の繊維や土の含量を使用した和紙を制作している和紙作家 ハタノワタルの和紙などを用いた穏やかな空間を表現した。施工を担当した「アンドエス(&S)」は、関西を拠点に素材の表情を活かした空間づくりを行う施工チームが担当。ninkipen!の今津は、「イッチの素材にこだわったシンプルで削ぎ落としたデザインは、私たちの建築に対する姿勢と共通しています。引き算の美学が活きるように、丸太や和紙といった素材そのものの魅力を空間でも表現しました」と説明。素材選びから什器、香りに至るまで、イッチのものづくりを構成する要素を見つめ直し、土地と職人の感性を掛け合わせて表現したという。

シンボリックな2本の磨き丸太は、ディレクターの上田自ら森庄の工房で選んできたもの。「この木のように、長い年月をかけてブランドを成長させていきたい」と上田。

店頭では、大阪の顧客層が好む華やかなカラーのアイテムを重点的に用意。イッチ全体の客層の男女比はほぼ同数なのに対してICHI GALLERYは客層の約7割が女性なことから、ITTIOSAKAでは対照的に、よりメンズを意識したアイテムをラインナップし、今後客層を見ながら顧客のニーズに合わせた商品を揃えていくという。
同店のオープンを記念し、同店とICHI GALLERYの店頭限定アイテムを発売。このほか、京都の老舗香舗 松栄堂と共同で、イッチのイメージに合わせた3種の香りのお香をノベルティとして制作。税込2万円以上購入者には、このお香と大阪限定カラーのオリジナルトートバッグを配付する。(数量限定・なくなり次第終了)。

左から:イッチ コミュニケーションディレクターの高瀬香奈、デザイナーの青木渉、ディレクターの上田大輔
最終更新日:
◾️ITTI OSAKA
オープン日:2025年11月21日(金)
所在地:大阪市中央区南船場4-10-13 Huque Building Minamisemba 1-B
Instagram
ADVERTISING
RELATED ARTICLE
















