スイスのスポーツブランド「オン（On）」が、2025年の日本選手権女子5000メートルで3位入賞した陸上長距離の水本佳菜選手とアスリート契約を締結した。女子陸上競技のオン契約アスリートは、アジアでは初。日本では、三浦龍司選手、篠原倖太朗選手とも契約している。

　水本選手は2005年1月生まれの20歳。大阪薫英女学院高校3年時のインターハイ1500メートルで3位入賞、3000メートルで4位入賞。高校卒業後はエディオン女子陸上競技部に所属し、2023年のU20アジア選手権の3000メートルで優勝。2025年に急成長を遂げ、日本選手権5000メートルで自己記録を更新。直後に米ロサンゼルスで開かれた競技会“サンセットツアー”でも記録を更新し、現在の5000メートルの記録は15分06秒98。

　オンとの契約にあたり、水本選手は「世界を目指し挑戦を続ける上で、オンの持つ革新的なスピリットや高いテクノロジー、他社にないプロダクトのデザインや色合いは、私にとって大きな力になる」とコメント。2028年のロサンゼルス五輪の出場を目指す。

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