ADVERTISING

アパレル26卒の採用動向 ラグジュアリーやリユース企業で増加傾向に

ファッションを若者で加速させる
READY TO FASHION

2023年はコロナ禍終息により日常生活が徐々に戻り始め、インバウンドの増加も追い風となって、店舗売上は回復傾向に。それに伴い、アパレル業界の採用数も徐々に回復しました。

2024年度から2025年度にかけては、業界全体で採用数はやや増加傾向にあり、特にリユースやラグジュアリー、小売分野では採用数を大幅に増やす企業が見られました。

本記事では、アパレル業界に特化した求人サイト「READY TO FASHION」が独自にリサーチした2025年度〜2026年度のアパレル業界の採用動向をご紹介します。

小売は安定成長、ラグジュアリー・リユースは成長見込み

国内アパレル市場は、2023年に前年比+3.7%となる約8兆3,564億円という規模で、3年連続のプラス成長を記録しましたが、コロナ禍以前の水準までには完全に回復していません。

業種別では、リユース市場が著しい伸びを示しており、2023年は前年比で約113.9%で1兆1,500億円となっています。さらに、2025年も二桁成長が見込まれています。

ラグジュアリー市場については、インバウンド回復や円安を背景に、国内の百貨店における高額品売り上げがコロナ前を上回る水準まで回復しています。2024年も堅調に推移しており、今後も緩やかな成長が見込まれます。

マス向けの小売・セレクトショップ、商社では安定成長にとどまっています。

アパレル各社の採用数

※各社ナビサイト参照、他自社調べ

全体として増加傾向。採用数の大幅増加企業もあり

全体として、24年卒から25年卒にかけて採用数は緩やかな増加傾向にあります。コロナ禍明けの市場の安定や店舗売り上げの回復、新規ブランド立ち上げに伴う販売職の需要回復もあり、採用を再拡大する企業が増えてきました。

ラグジュアリー分野は大幅な増加とはなっていませんが、回復の兆しは見られます。ルイ・ヴィトンは23年卒から24年卒にかけて採用数を約100名増やし、24年卒から25年卒にかけては、シャネルやPVHジャパンが30人以上採用を拡大しました。

リユースは引き続き成長基調が強く、ゲオホールディングスは70名以上採用数を増加させています。

小売りは全体として横ばいですが、業績が好調なマッシュホールディングスでは約70名、アーバンリサーチやTOKYOBASE、ジュンなどでもそれぞれ20名前後の採用増が見られました。

なお、25年卒は未集計の企業が多く、今後公開されるデータによっては平均採用数がやや上振れする可能性があります。

新卒の求人一覧

アパレル業界に特化した求人サイトを運営する「READY TO FASHION」では、新卒の求人を多数掲載しております。26卒の求人も掲載されているほか、27卒向けのインターンシップ情報も掲載されているので、気になる会社をチェックしてみてください。

ファッション・アパレル業界の求人一覧

READY TO FASHIONでは、新卒や中途、アルバイト、副業などの雇用形態のほか、多種多様な職種・業種軸で自分にあった仕事をお探しいただけます。

気になる企業があれば企業とチャットで直接話せるので業界に興味ある人は、ぜひREADY TO FASHIONをご活用ください。

三谷温紀(READY TO FASHION MAG 編集部)
2000年、埼玉県生まれ。青山学院大学文学部卒業後、インターンとして活動していた「READY TO FASHION」に新卒で入社。記事執筆やインタビュー取材などを行っている。ジェンダーやメンタルヘルスなどの社会問題にも興味関心があり、他媒体でも執筆活動中。韓国カルチャーをこよなく愛している。

最終更新日:

ADVERTISING

現在の人気記事

NEWS LETTERニュースレター

人気のお買いモノ記事

公式SNSアカウント