
Image by: FASHIONSNAP

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コメ兵の連結子会社である宝石販売会社のセルビーが、経理責任者の元従業員による現金の私的流用が発覚したと発表した。同社の調査による不正行為の損害額は約1億2000万円にのぼるという。
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セルビーは、「『売る』『買う』という活動を通し、お客様が想像する以上の『価値』と『感動』を創造する」をミッションに、宝飾品の買取、販売事業とシステム開発などのデジタル事業を行っている。
当該元従業員は、2025年11月から12月にかけて、セルビーの預金口座から自身の口座への送金等によって現金を私的に流用。本人の申告を受け、社内調査により同件が判明した。
セルビーは、申告を受けた直後に社内で調査チームを設立。弁護士等の社外の専門家と連携しながら、当該の元従業員に事実確認をするとともに、資金移動の履歴、現預金の残高推移等について調査を行った。元従業員を社内規程に則り懲戒解雇処分としたうえで、今後、弁護士を通じて元従業員からの損害額の回収に必要な対応及び刑事上の法的措置を進めていくという。
今回の不正行為による損害額は、2026年3月期第3四半期の連結業績への反映を見込んでいるが、影響は限定的という。なお、2025年11月7日に発表した通期業績予想からの修正はないという。
セルビー及び同社グループ各社は、内部統制ルールを強化したうえで、他に同様の事案が起きない業務プロセスであることを確認。今後は、更なる内部管理体制の強化のため、グループ全体で改めて内部統制ルールの周知徹底、継続的な業務プロセスの見直しを行い、関係者の信頼回復に努めていくという。
最終更新日:
◾️セルビー:公式サイト
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