ファッションの県民性を分析、ZOZOが購買データをもとにした「ファッション通販白書」を発表

　ゾゾは、運営20周年を迎えた「ゾゾタウン」のこれまでの購買データをもとに、「ファッション通販白書バイゾゾタウン」を発表した。

　ゾゾタウンがサービスを開始した04年から25年までの20年にわたって蓄積された9億点以上の購買データを分析している。

　消費者を取り巻く環境は、物価上昇、気候変動、ライフスタイルの多様化、景気の変動など、この20年間で大きく変化した。白書では、ファッションにおいても、その購買行動が少しずつ変化している様子と、その背景を分析し、読み解いている。

　一例として、Tシャツの販売ピーク期間やアウターの販売ピーク期間が、00年代と20年代でそれぞれ拡大または縮小している状況や、バッグではショルダーバッグ、シューズではスニーカーの販売構成比が増え、カジュアル化が進んでいる傾向などがグラフや文章で示されている。また、47都道府県別のファッションの県民性を分析した内容も面白い。

　白書は、ゾゾタウン内の特設サイトで見られる。