

「ゴアテックス(GORE-TEX)」が、2026年秋冬パリメンズファッションウィーク期間中、1月21日から23日の3日間限定でライフスタイルショールーム「ザ コンフォート ゾーン(The Comfort Zone)」をパリ2区にオープンした。
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今季のテーマは「ザ コンフォート ゾーン」


主力とするアウトドア分野にとどまらず、近年はライフスタイルおよびコレクションブランドとの接点を強化している「ゴアテックス」。約10年前からパリメンズファッションウィークに合わせてショールームを展開しており、デザイナーやバイヤー、メディア関係者とのコミュニケーションの場として機能するだけでなく、一般客も来場可能である点も特徴の一つだ。



今季は「ザ コンフォート ゾーン」と題し、“慌ただしいファッションウィークの合間に立ち寄れるくつろぎの空間”をテーマに設計。会場内では水のせせらぎの音が流れ、什器には木材を採用し、抹茶ラテをはじめとするドリンクを無料で提供するなど、リラックスした空間が演出された。さらに、最新プロダクトやアーカイブピースの展示にとどまらず、韓国発のストリートウェアブランド「ディスイズネバーザット(thisisneverthat)」との協業によるサウンド・メディテーション体験や、「サロモン(Salomon)」との共同開催によるフランス・サヴォワ地方に着想を得た朝食会なども実施された。







ウィンドストッパー® プロダクツ バイ ゴアテックス ラボを搭載した「ノンネイティブ」のトラッカージャケットと、同テクノロジーを使用した生地の上にチュール素材を纏わせた「フェニックス by チカキサダ」の3レイヤーフィッシュテールパーカー
展示アイテムは、PFCフリーのゴアテックスePEを使用しながらコットン100%の表地を実現した「ナナミカ(nanamica)」の定番バルマカーンコートをはじめ、ウィンドストッパー® プロダクツ バイ ゴアテックス ラボ(WINDSTOPPER® PRODUCTS BY GORE-TEX LABS)を使用した生地の上にチュール素材を纏わせた「フェニックス by チカキサダ(PHENIX by Chika Kisada)」の3レイヤーフィッシュテールパーカー、同テクノロジーを搭載した「ノンネイティブ(nonnative)」のトラッカージャケットなど、日本発ブランドとの協業プロダクトが多く並んだ。というのも、日本発ブランドの「ゴアテックス」の解釈や素材使いは世界的に見ても独自性が高く、実験的なアプローチが海外ブランドの商品企画や開発に波及するケースが少なくないからだという。



また、ワンピース設計のアッパーと防水メンブレンを統合したシューズ構造「ゴアテックス インビジブルフィット(GORE-TEX invisible fit)」に関する説明セッションも実施された。ワンピース設計とは、複数パーツを縫い合わせる従来型のアッパー構造とは異なり、縫製やパネルの切り替えがない1つのパーツでアッパーを成形する技術だ。さらに、防水シューズで一般的なブーティ(靴下状)ライニング方式ではなく、アッパー素材の裏面に「ゴアテックス」メンブレンを直接ラミネートすることで、アッパーとメンブレンの間での水分の滞留を抑制し、雨天使用後の乾燥効率にも寄与。これにより、防水透湿性能を維持しながら、従来構造で課題とされてきた屈曲時の硬さや重量増を軽減し、より自然な履き心地とフィット感を実現する。この「ゴアテックス インビジブルフィット」自体は以前から存在していたものの、主にアウトドア用途での展開が中心だったため、改めてライフスタイル領域での認知を広める狙いがあるという。



なお、会場では製造工程で生じた端布を再利用したブランケットが設置。サステナブルな取り組みの一環として制作されたもので、「ディスイズネバーザット」とのサウンド・メディテーション体験時に使用されたほか、希望者には無料で配付された。
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