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ユニチカが東証プライムからスタンダード市場へ区分変更 収益力改善に経営資源を集中

Image by: FASHIONSNAP

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 老舗繊維メーカーのユニチカが、東京証券取引所からプライム市場からスタンダード市場への変更承認を受けたことを発表した。

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 東京証券取引所では2022年4月に市場区分再編し、スタンダード市場、プライム市場、グロース市場の3区分を設置。スタンダード市場は、投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場としている。プライム市場は、最上位の市場として流動性やガバナンス水準などで一定の高い基準が設けられており、それをクリアした企業のみが承認される。グロース市場は、比較的規模の小さいベンチャー企業などが参加する市場で、高い成長可能性を有する企業である一方事業実績などではまだリスクの高い企業向けの市場とされている。

 ユニチカは、2025年3月31日時点で東京証券取引所プライム市場の上場維持基準のひとつである「流通株式時価総額」に適合していない状況にあった。この状況を踏まえ同社は、6月16日に上場維持基準の適合に向けた計画書を提出し、当該基準の適合に向けた各種施策を実施してきた。

 2026年3月期においては、不採算事業からの撤退を含む抜本的な構造改革を行いつつ、成長事業分野における付加価値品の販売拡大やコスト削減を実行。2026年2月6日に公表した2026年3月期第3四半期決算では前年を大きく上回る業績となり、現時点においてはプライム市場の流通株式時価総額を含むすべての上場維持基準に適合するとしている。

 しかし、現在の企業規模に照らすと、プライム市場に上場し続けるための開示体制や関連コストは相対的に大きく、そのコストを負担するよりも現在ユニチカが取り組んでいる構造改革を着実に実行し、収益力改善に経営資源を集中することが、企業価値の向上および株主をはじめとするステークホルダーの利益に資すると判断したことから、スタンダード市場への市場区分変更に至ったという。

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