
Image by: Gap
「ギャップ(Gap)」が、ニューヨーク発ストリートブランド「アウェイク ニューヨーク(Awake NY)」とのコラボレーションコレクションを3月28日に発売する。取扱店舗は、新宿フラッグス店、心斎橋店、公式オンラインストア。アウェイク ニューヨークのクリエイティブディレクター アンジェロ・バク(Angelo Baque)に、自身のキャリアとブランド運営への考え、同コラボについて聞いた。
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バクは「ステューシー(STÜSSY)」の販売員でキャリアをスタート。「ノム ド ゲール(Nom de Guerre)」の立ち上げにも加わった。「シュプリーム(Supreme)」では2006年から約10年間、アートディレクションやマーケティングなどを経験し、ブランドディレクターも務めた。ニューヨークのストリートファッションカルチャーをけん引する一人だ。
「シュプリームでの経験から、ヴィジョンの明快さと、それを一貫して守り続けることの重要性を学んだ。すべてが確固たる独自の視点に根ざしていた。その規律的な視点は、今でも自分のアプローチの指針になっている。それから、『コミュニティの価値』についても同様。ブランドは単なる傍観者になるのではなく、実際に文化を生み出す人々と共に活動することの大切さを再認識させてくれた」とバクは語る。そして、これらの経験から得たスキルを、自身のブランドで発揮している。「アウェイク ニューヨークでも同じ原理で動いている。トレンドに振り回されるのではなく、ブランドのアイデンティティに忠実で、『本物』が感じられる場所と人たちとクリエイションする。どれだけビジネスが拡大しても、組織としての構造と、根底のDIY精神のバランスを維持したいと思っている」(バク)。
過去に、「ジョーダン ブランド(JORDAN BRAND)」や「マーシャル(Marshall)」「カッパ(KAPPA)」など、さまざまなブランドとコラボしてきたアウェイク ニューヨーク。これまでで最もマスマーケットと距離が近いギャップとのコラボは、どんなフィーリングから生まれたのか。
「ギャップは西海岸のブランドでありながら、ニューヨークという街のカルチャーとも近い存在。『誰もが取り入れやすいスタイル』と『自己表現』を体現していると思う。ニューヨークで生まれ育った私にとって、今回のコラボは『原点回帰』のような感覚。だから、ギャップがこの街のストリートカルチャーでどれほどの影響力を持っていたか、という視点を取り入れるのは重要なことだった。このコラボを通じて、世界中のより多くの人々に私たちのブランドが届けられるのは、とても意味があることだ」(バク)。

コラボでは、ギャップのアーカイヴに着想し、1990年代のストリートカルチャーにオマージュを捧げた。スウェット、ユーティリティウェア、Tシャツ、デニム、アクセサリーといった、オーソドックスなストリートウェアに、大胆なグラフィックをあしらい、アウェイク ニューヨークらしいニューヨークのエネルギーと自由なムードを落とし込んだ。価格帯は3990円から3万5900円。
ストリートスタイルのDNAを体現するバクが特に思い入れが深いアイテムは、リバーシブルジャケットと、ポルカドットのシャツだという。「ジャケットは汎用性が高く、自分なりの解釈でいろいろな着こなしができる。ポルカドットのシャツは、今回のコレクションでリファレンスにした1990年代のニューヨークのクラブカルチャーを反映したものなんだ」。


キャンペーンヴィジュアルは、エリッサ・サラス(Elissa Salas)とヒジ・ワールド(HIDJI WORLD)が撮影。バクの実際の家族や古くから付き合いのあるコミュニティの面々が選ばれた。ニューヨークのレストラン「フレンシェット(Frenchette)」のスタッフや、「ポットラッククラブ(Potluck Club)」共同オーナーのコリー・NG(Cory NG)、アーティスト集団のプランタ・インダストリアル(Planta Industrial)といった、多様なカルチャーに根付いたクリエイターが出演している。
シュプリーム時代から一貫して、ブランドメッセージの発信にこだわりを持つバク。「今回のキャンペーンのキャストを選ぶプロセスは本当に楽しかったよ。彼らの背景はバラバラでも、全員がニューヨークにルーツを持っている。クイーンズにある私の叔母の家や、この街に根付いているレストラン経営者など、一人ひとりがユニークな存在であり、私たちのコミュニティの多様性を反映している。(親密な関係性を持ったキャスティングは)より豊かなストーリーを語ることができるし、世代や背景を超えて人々が共感できる『何か』を与えてくれるんだ」と、キャンペーン製作を振り返った。
最終更新日:
■ギャップ:公式オンラインストア
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