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ワールド26年2月期決算はコロナ禍後初の減益 アパレル事業が“壊滅的な不振”

Image by: FASHIONSNAP

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 ワールドが、2026年2月期(2025年3月〜2026年2月)の通期決算を発表した。売上収益は前期比26%増の2840億1400万円だったものの、営業利益は同4%減の160億2800万円。今期は2024年度2月期に始動した中期経営計画「PLAN-W」の最終年度だったが、第4四半期に失速しコロナ禍後の回復局面で初めての対前年減益を記録した。

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 減益の主な要因は、主軸に据えているアパレルブランド事業の“壊滅的な不振”(発表より)。計画2年目から業績が下方に乖離したにもかかわらず、当初計画を変えなかったことで、最終年度に実力以上の販売計画となり傷口を広げたと分析している。期初予想を大幅に下回る結果になったことについて鈴木信輝社長は「大変不本意な結果」と総括。取締役および執行役員相当の業績賞与をゼロとし、株価連動ストックオプションも全て自主放棄するとした。他方、プラットフォーム事業はエムシーファッションの連結加入効果が大きく、最高益を更新。結果として、B2B事業が事業利益に占める割合が初めて1/3を超えた。

 今期完全子会社化したライトオン(Right-on)は、グループ入りしたことでより踏み込んだ施策を実行することが可能となり、今日発表した2026年3月度の月次売上概況では、既存店売上が前年同期比5%増となるなど、収益性の改善が見られている。2027年2月期の売り上げは前年から150億円増収の200億円を目指しており、黒字転換も視野に入っているという。

 決算発表とあわせて、2027年2月期を初年度とする新たな3ヵ年の中期経営計画「VISION-W」を公表した。「グローバルSPA」「メガリテーラー・サプライヤー」に続く「圧倒的多様性集団」としてファッション産業の第3極の地位確立を掲げ、M&Aも加速させ、まずは売上高5000億円、将来的には1兆円を目指すと表明。2027年2月期の連結業績予想は売上収益3000億円(前期比5.6%増)、事業利益185億円(同12.4%増)を見込む。

■ワールド2026年2月期の連結決算(2025年3月〜2026年2月)
売上収益:2840億1400万円(前期比26%増)
営業利益:160億2800万円(同4%減)

最終更新日:

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