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　同イベントでは「THINK」をテーマに、過去の歩みを振り返り改めて考え、またこれからの未来に向けてファッションが持つ可能性を思索。サブタイトルには「〜マージナルのその先に〜」という言葉を設定し、「既存の境界線を越え新しい価値や視点を発見していく」という意志を込めたという。　店頭では、「ダブレット（doublet）」と「サルバム（sulvam）」から提供されたトワルに宮城県仙台市の障がい者福祉施設「多夢多夢舎中山工房」のメンバーがドローイングを施したシャツ（3万3000円）やブルゾン（3万6300円）、パンツ（3万9600円）といったトワルアートを販売するほか、メタルプロダクトブランド「クラウストルム（CLAUSTRUM）」初となる家具などをラインナップする。なお、トワルアートの売上の一部は多夢多夢舎へ還元される。　このほか、期間中は国内外のフレグランス&ビューティブランドを集めたショップインショップも展開。フランス発のフレグランスブランド「インダルト パリ（INDULT PARIS）」や「ミレー・エ・ベルトー（Miller et Bertaux）」、植物の香りとクレイからなる
スキンケアブランド「ペダル アンド センツァ（PEDAL&SENZA）」などのアイテムを揃える。

doublet

sulvam

Fashion

柏市のセレクトショップ「アイスリー」が15周年イベントを開催　ダブレットのトワルを用いたアートピースを販売

　コラボは、それぞれのブランドのエッセンスを掛け合わせたTシャツ（2色、各2万6400円）、シャツ（2色、5万2800円）、ワークパンツ（2色、5万7200〜5万9400円）の3型をラインナップ。Tシャツは、ウジョーのスーピマコットン細番手糸を用いたハイゲージモクロディ素材を採用し、裾を切りっぱなしにすることでサルバムらしいデザインを盛り込んだ。　シャツは、ウジョーを象徴するアイテムであるフルオープンシャツをベースに、両サイドとバックにアレンジを加えた。ワークパンツは、ウジョーのタックワイドパンツとサルバムらしい曲線的なカッティングを融合させ、原型はワークパンツでありながら、ウール素材を採用することでスラックスのように着用することができる。　同コレクション発売に際し、ウジョーのデザイナー 西崎とサルバムのデザイナー 藤田が対談。ともにパタンナーとしてのキャリアを経てきた両者が、同僚としてのエピソードやコラボに至った経緯、製作背景について語っている。対談映像は、ステュディオスの公式インスタグラムで視聴できる。

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ウジョーとサルバムが初コラボ、ザ トウキョウとステュディオス限定で販売

　ポップアップの会場は、ブランド名に由来する「即興演奏」を彷彿とさせる空間にデザイン。店頭では、ポップアップのキーヴィジュアルに用いた3ルックと、同3ルックで実際に使用したパターンをディスプレイするほか、2025年秋冬コレクションのアイテムや、ポップアップのために用意した別注アイテムとして、2024年秋冬コレクションに登場したカーディガン「Broken Cardigan」を復刻して発売する。別注アイテムは、今季のキーカラーの赤を基調としたRED × BLACKとBLACK × REDの2色を揃える。価格は5万1700円。　また、同ポップアップを記念したレセプションパーティーを8月22日19時から22時までMIDWEST GALLERY3階で開催。会場では、藤田によるテーラードジャケットのパターンや裁断など実際の工程を見ることができるほか、2025年春夏コレクションでショーの音楽を担当したDJ BAKUを迎えたスペシャルライブを21時から22時まで実施する。

サルバムがポップアップでパターンをディスプレイ、24年秋冬に登場したカーディガンの復刻発売も

　柏市は、藤田が生まれ育ち、10代の頃にファッションへの関心を深めた原点の地。アイスリーのオーナー 田中庸介とは、地元の先輩後輩の関係にあり、現在もサルバムの正規取扱店として密な関係を築いている。　イベントでは、2025年秋冬コレクションに加え、ブランドの定番「クラシックシリーズ」を販売。藤田本人が3日間全日程で店頭に立ち、来場者と直接交流を図る。この取り組みは、10代の藤田が柏市内のショップで販売員として店頭に立っていた経験に由来しており、来場者と直接交流したいという本人の強い希望によるものだという。　また、イベント期間中は、店舗入り口付近のスペースで藤田の私物を販売するフリーマーケットを同時開催。アイスリー前の通りは、10代の藤田が服を探しに通い詰めていた「週末フリマ通り」として知られており、今回のフリーマーケットは田中の提案により実現した。　藤田は今回の開催にあたり、「当時は日が暮れるまで服を探し、出会った先輩方から多くのことを学ばせてもらいました。20年以上経った今、その原点に立ち返り、地元や先輩方への敬意と、あの頃の気持ちを次の世代へ伝えたいと思っています」とコメントしている。

サルバムが千葉・柏でブランド初のポップアップ開催、デザイナー藤田哲平が全日接客　フリマ開催も

コレクション

　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」が発表した2026年春夏コレクション。

2026 Spring Summer

　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」が発表した2025年秋冬コレクション。

2025 Autumn Winter

　藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」でランウェイショーを開催し、2025年春夏コレクションを発表した。　サルバムは、2014年にブランドを立ち上げた後、第1回「東京ファッションアワード 2015」を受賞。「ジョンローレンス サリバン（JOHN LAWRENCE SULLIVAN）」「ファセッタズム（FACETASM）」などの5ブランドともにパリで展示会を開く支援を受け、合同ショールーム「showroom.tokyo」に出展した。その後、イタリア・フィレンツェのメンズの見本市ピッティ・イマージネ・ウオモ（Pitti Immagine Uomo）やミラノメンズファッションウィークでショーを行い、2018年にはパリでのコレクション発表をスタート。2022年にはフランス法人を立ち上げ、パリにアトリエを構えた。2024年春夏コレクションからは、それまでのメンズに加え、本格的にウィメンズラインも始動した。　日本では3年ぶりの開催となる今回のショーは、楽天が2020年春夏コレクションから開始した、日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト「バイアール（by R）」の一環として実施した。舞台は、デザイナー 藤田の出身校でもある文化服装学院の遠藤記念館大ホール。観客が四方を囲み、中央を新作をまとったモデルが歩いた。　コレクションでは、6月にパリで発表したメインラインに加え、2024年に立ち上げたウィメンズラインのアイテムを初披露。メインラインでは、ブランドの代名詞とも言えるテーラードジャケットのほか、花柄と迷彩柄を組み合わせたデザインのアロハシャツや右身頃と左身頃で着丈が違うシャツジャケット、着物の羽織のような形のアウターなどを展開した。ウィメンズラインからは、フリルがついたロングワンピースやボーダーのブラウス、無地のテーラードジャケットなど、あえてデザインに「余白」を残すことで着る人本来の魅力を引き立てる女性服が登場した。　また、次世代育成の一環として、文化服装学院の学生が制作過程を手伝った、上下レッドで彩られた鮮やかな3ルックが登場。同企画は、藤田の「未来の世代にファッションを繋げていきたい」という想いに母校である文化服装学院が賛同し、楽天との連携の下で実施される運びとなった。藤田が引いたパターンを基に、縫製工場のヘルプなど、可能な範囲で学生が携わったという。　ショーを終えて藤田は、日本のファッション教育について「海外と比べて、日本では現場に出して教育する機会が少ない。これでは海外と日本の差がどんどん開いてしまうので、もっと現場で経験を積ませるべき」とコメント。「今後は、これまでよりも積極的に後進育成に関わり、日本のファッションの未来のために尽力したい」と語った。

2025 Spring Summer

　デザイナーは、「アキコアオキ（AKIKOAOKI）」の青木明子、「ベイシックス（BASICKS）」の森川マサノリ、「ブラン（BLANC）」の渡辺利幸、「チカ キサダ（Chika Kisada）」の幾左田千佳、「ダイリク（DAIRIKU）」の岡本大陸、「ダブレット（doublet）」の井野将之、「フェティコ（FETICO）」の舟山瑛美、「フミエ タナカ（FUMIE＝TANAKA）」の田中文江、「カミヤ（KAMIYA ）」の神谷康司、「ケイスケヨシダ（KEISUKEYOSHIDA）」の吉田圭佑、「エムエーエスユー（M A S U）」の後藤愼平、「リコール（Re:quaL≡）」の土居哲也、「サルバム（sulvam）」の藤田哲平、「ヴィヴィアーノ（VIVIANO）」のヴィヴィアーノ・スー（Viviano Sue）、「ヨーク（YOKE）」の寺田典夫の計15人が参加。　イベントでは、デザイナーたちが3人ずつ計5つのグループに分かれてクロストークを繰り広げる。音楽フェスのようなタイムテーブルでファッションの裏側やビジネスからプライベートに至るまで、デザイナーたちのリアルな声を通じ、そのブランドの世界観を深く感じられる特別な1日を届けるという。なおトークショーの当選者には、各グループのブランドロゴ入りスペシャルラバーバンドを配付する。　また、同館地下1階のミッドウエスト大阪店では、イベントに連動したポップアップイベントを同時開催。参加する全ブランドの別注アイテムを展開する。

Chika Kisada

KEISUKEYOSHIDA

AKIKOAOKI

FETICO

DAIRIKU

YOKE

RequaL

BASICKS

BLANC

KAMIYA

MASU

FUMIE＝TANAKA

VIVIANO

「ミッドウエスト」がデザイナー15人によるトークショーを開催、ダブレットの井野将之など参加

　バイアールは、楽天が2020年春夏コレクションから開始した、日本発のファッションブランドを支援するプロジェクト。これまで「アンリアレイジ（ANREALAGE）」や「ヨシオクボ（yoshiokubo）」や「チカ キサダ（Chika Kisada）」、「タカヒロミヤシタザソロイスト.（TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.）」、「マリメッコ（Marimekko）」などが同プロジェクトを通じてファッションショーを開催してきた。9月2日から7日まで行われる「Rakuten Fashion Week TOKYO 2025 S/S」では、ブランド設立10周年を迎え、今年ウィメンズコレクションを新たに始動したサルバムを支援。ランウェイショーやイベントを実施する。　販売アイテムは、今年オープンするサルバムのパリ旗艦店とのダブルネームタグをあしらったシャツをはじめ、ロサンゼルス発祥のスタッズベルトブランド「HTC」とコラボレーションしたベルトやウォレットチェーンなど全4型を展開する。

楽天ファッションが「サルバム」の限定アイテムを発売、バイアールの参加を記念して

　今回のランウェイショーでは、バイアールによる次世代の若手育成の一環として、学生達がファッションの第一線の現場を体験。アパレル技術科3年の学生が、藤田のパターンを元にコレクションルック計3体の制作現場に携わり、ショー当日を含めたイベント運営においては、ファッション流通科2年スタイリストコースの学生がスタッフとして現場に入る。同企画は、藤田の「未来の世代にファッションを繋げて行きたい」という想いに、母校である文化服装学院が賛同し、楽天との連携の下で実施される運びとなった。

文化服装学院の学生が「サルバム」のランウェイショーに参加、デザイナー 藤田の未来世代への想いに賛同

　「サルバム（sulvam）」の2025年春夏メンズコレクション。

　サルバムは2022年1月末にフランス法人を立ち上げて拠点となるアトリエを構え、パリで長年縫製士として経験を積んだスタッフとともにこれまで運営してきた。今後は、クチュリエが仕立てたエクスクルーシブなアイテムをコレクションシーズンとは関係なく、作り次第店頭に並べるという販売方法で展開していく。　プレオープンを控えるストアで現地時間6月20日、2025年春夏コレクションのプレゼンテーションを開催。テーラリングを得意とするサルバムだが、今シーズンのテーラードはこだわり抜いた1型のみで、その1型を派生させるかたちでカジュアルやフォーマルの垣根を超えた服作りを行ったという。アイテムはタイダイモチーフのジャカードを用いたジャケットやタンクトップ、花柄と迷彩を掛け合わせたアロハシャツなどを発表。また、オリジナルウールギャバジンのセットアップなどを展開する「Classic line」から新たにウィメンズラインがデビューした。

「サルバム」がパリにショップをオープン　クチュリエが作るアイテムを即販売

　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」の2024年秋冬ウィメンズコレクション。Art Direction：Christopher BrunnquellPhotography：Estelle Hanania Stylist：Yoko Irie Assisted by Patricia KhanModel：Diane GuaisHair：Jean DorthuMakeup：Louisa Trapier

2024 Autumn Winter

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　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」の2024年秋冬コレクション。

　これまでサルバムでは、毎シーズンメンズコレクションとあわせてデザインを前面に打ち出したウィメンズウェアを数型発表してきたが、ウィメンズラインでは趣向を変えてベーシックなウェアを製作。藤田が結婚などを通して感じた「女性の強さ」へのリスペクトを込め、デザインに「余白」を残すことで着る人本来の魅力を引き立てる服を展開していく。藤田は「自分の脳内に作りたい服のアイデアが多すぎて、サルバムのメンズラインだけではアウトプットしきれない。自分の頭の中を整理する意味合いもあり、今回単独のウィメンズラインをスタートした」と語る。　ファーストコレクションでは、シンプルなデザインながらパターンやカッティングなどでブランドらしさを出したオールインワンやシャツ、ニット、パンツなど約30型を展開。メンズとウィメンズの型数比率は約3：1で、今後もこのバランスを保ちながら発表を続ける方針だ。藤田は「今は老若男女問わずより多くの人にサルバムの服を届けたいと思っている。今までのサルバムを知る人にもそうでない人にも手にとってもらえたら」とコメントした。

サルバムがウィメンズラインをスタート、着る人の魅力を引き立てるベーシックウェアを展開

　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」の2024年春夏ウィメンズコレクション。Art director : Christophe Brunnquell Photographer : Giasco Bertoli Stylist : Claire SibilleMake up : Kathy LesantHair : Rimi Ura

2024 Spring Summer

　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」の2024年春夏コレクション。

　別注アイテムは、サルバムの過去シーズンの人気アイテムをアップデートした4型を展開。2020年春夏シーズンに発売されたアロハシャツをグリーンとグレーをアクセントに別注カラーで仕上げた「EX.SHORT SLEEVE ALOHA SHIRT」（2色展開、各4万8400円）のほか、2018年秋冬シーズンのパンツをサマーウール素材でオールシーズン着用可能なサマーウール素材でアップデートした「EX.EASY WIDE PANTS」（1色展開、5万2800円）と別注をベースにした新型のショートパンツ「EX.EASY WIDE SHORTS」（1色展開、5万600円／いずれも税込）をラインナップしている。

STUDIOUS

ステュディオスが「サルバム」に別注　アロハシャツとワイドパンツを発売

　ステュディオスは、昨年1月に国内14ブランドとセットアップの別注シリーズを発売。今回の新規参加は7ブランドで、デザイナー川上淳也が手掛ける「セブン バイ セブン（SEVEN BY SEVEN）」によるペイントデニムや「フミト ガンリュウ（FUMITO GANRYU）」のシャツジャケット、「コウザブロウ（KOZABURO）」のデニムやキャップに加えて、「ユハ（juha）」、「08サーカス（08sircus）」、「ファセッタズム（FACETASM）」、「イレニサ（IRENISA）」のアイテムをラインナップしている。　また、「サルバム（sulvam）」や「ファッチーズ（FACCIES）」、「ターク（TAAKK）」、「エムエーエスユー（M A S U）」、「ウジョー（Ujoh）」、「レインメーカー（RAINMAKER）」の6ブランドが引き続き別注アイテムを製作。価格帯は税込2万2000〜11万円。

FACETASM

TAAKK

IRENISA

RAINMAKER

juha

KOZABURO

FACCIES

SEVEN BY SEVEN

FUMITO GANRYU

M A S U

ステュディオスが東京のメンズ13ブランドに別注、ファセッタズムやフミト ガンリュウが新たに参加

　デザイナー藤田哲平が手掛ける「サルバム（sulvam）」の2023年秋冬コレクション。