近年、モデルや俳優、タレント、お笑い芸人など芸能人が手掛けるアパレルブランドが増えてきています。特に今年は柴咲コウ、香取慎吾、香川照之、そしてビートたけしといった著名人が参入し、世間を賑わせました。今回は芸能人発のファッションブランドをデビュー年ごとにまとめました。

【2018年①】柴咲コウ/香川照之/香取慎吾/ビートたけし/藤田ニコル
【2018年②】辺見えみり/ヨンア/小嶋陽菜/BABYMETAL
【2017年①】井川遥/鈴木えみ/水原希子
【2017年②】今宿麻美&MASAH夫妻/佐々木希/大森南朋/マリエ
【〜2016年】村上淳/NAOTO/野波麻帆&水上剣星夫妻/梨花
柴咲コウ

2018年10月に「ミ ヴァコンス(MES VACANCES)」を設立。柴咲コウ自ら企画からデザイン、販売までプロデュースを担当しています。「着る人に優しい服」をコンセプトに、忙しい現代女性のライフスタイルに寄り添いながらも自然環境にも配慮したアイテムを展開。持続可能な素材を採用したり、プレオーガニックコットンを使用することでオーガニック農法へ移行期間中の生産者の支援に繋げるなど、「環境負荷ゼロ」を目指しています。ファーストコレクションの価格帯は3万円〜4万円前後。
香川照之

香川照之が代表を務める新会社「アランチヲネ(ARANCIONE,Inc.)」を通じて、昆虫をモチーフにしたアパレルブランド「インセクトコレクション(Insect Collection)」を2018年11月に立ち上げ。「服育」にフォーカスし、昆虫の柄を取り入れた子ども服を中心に、親子でペアルックが楽しめる大人向けのアイテムも展開しています。価格帯は税別3,280円〜4,980円。収益の一部は日本自然保護協会に寄付されます。
香取慎吾

"服バカ"を自認する香取慎吾はスタイリストの祐真朋樹とタッグを組み、2人がディレクションを手掛けるショップ「ヤンチェ オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」を帝国ホテルプラザ1階に出店。店名の「ヤンチェ オンテンバール」は、オランダ語で"やんちゃ坊主(ヤンチェ)"と"おてんば娘(オンテンバール)"を意味し、いつまでも遊び心を忘れないという思いから採用したとのこと。ショップにはオリジナルアイテムのほか、「サンヨー(SANYO)」や「ボルサリーノ(Borsalino)」「ヴァジック(VASIC)」、スタイリストの野口強が手掛ける「マインデニム(MINEDENIM)」といった様々なジャンルのブランドとコラボレーションしたアイテムも並んでいます。
ビートたけし

ビートたけしがプロデュースする「キタノブルー(KITANOBLUE)」は2018年秋からスタート。ビートたけしの感性を多くの人に感じてもらいたいという思いから、お笑い芸人でたけし軍団の一員でもある無法松が立ち上げました。商品企画はビートたけしが監修。ビートたけしの絵や"コマネチ"マークをプリントしたTシャツなど、ユニークなアイテムをラインナップしています。アイテムは公式オンラインストアで取り扱っており、今後は百貨店やセレクトショップでの卸展開を予定しています。
藤田ニコル
藤田ニコルは「洋服だけにはお金はかけられないけれど、オシャレは絶対に楽しみたい」という藤田の同世代に向けて、「ニコロン(NiCORON)」を展開中。ストリート&スポーティーなスタイルをベースに、ポップでハッピーなイメージをプラスした等身大でカジュアルなデザインが特徴です。
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