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クリエイティブに生きる3人が見る未来 with ARCH OPTICAL

 白濱イズミ、櫻木大悟、山田由梨、異なる分野の表現者が考える"新しい時代のスタンダード"とは?「アーチ・オプティカル(ARCH OPTICAL)」のアイウェアを通して覗く、クリエイティブに生きる3人が見る未来。

白濱イズミ@駒沢公園

白濱イズミ
1989年生まれ。ラブリとして雑誌、TV、ラジオ、広告などメディアで活動する一方、近年では日本名である白濱イズミとして、自身の内側から生まれる"言葉"を詩や朗読、執筆、音楽など様々な形で表現している。2018年に初個展「言葉の記憶 展」(360°gallery)、2019年に2度目の個展「デジタルと私との関係、私はどうやら数字らしい 展」を開催。現在、Figaro webで詩の短編集「おとこのて」を連載中。編集長を務めるWeb magazine「KILIG」では"私達の社会"をテーマにした企画やイベントを開催。

— 2年前に本名を公表し、"言葉"を紡ぐアーティスト活動を積極的にされています。"言葉"と向き合い始めたきっかけは?

 言葉を書き始めたのは17歳の頃。自分の存在を確認する作業として始めたのがきっかけです。継続する中で、22歳になったあたりから私が発信した言葉が、誰かの言葉にならない気持ちを表すきっかけになっているのかもしれないと思い始めて。それを作品として初めてまとめたのが26歳の時に出版した写真詩集「愛は愛に愛で愛を」です。

— 写真詩集、メッセージブック、歌、個展など、表現方法は様々ですね。

 見る、触る、聞くなど、言葉の様々な側面を一番良い方法で伝えていきたいと考えているからで。あと、言葉がどういう形に変わっていくのか実験としてやっている部分もあります。去年開催した個展「言葉の記憶」では"聞く展示"をやってみたり、自分の言葉に音楽をつけるとリスナーはどんな反応をするのかなと考え歌を出したりしました。

— 言葉を伝える上で大切にしていることは?

 言葉を伝えることはすごく難しいと思っていて、どうしても命令口調で上から目線になったり、言い切ってしまったりする。そこをいかに寄り添って、隣で話しているくらいの温度感にできるかが大事なんじゃないかなと考えています。あなたの正しさもあって、私の正しさもあって、お互いの正しさを話していけたら一番いいよねって。

ジャケット ¥63,000・パンツ ¥36,000・カットソー ¥16,000/全てコトナ(info@kotona.jp.net)

— 壁にぶつかったとき、どのように乗り越えていますか?

 私の場合、行き詰まる時って頭の中で考えすぎている時で。そんな時は、自分は何に不安になっているのか、何がしたいのか、どうなりたいのか、ということをノートに書き出します。そうすると実際にやるべきことが見えてきて不安がなくなるんです。

— 白濱さんが考える、これからの世の中にあったら良いなと思う"新しい時代のスタンダード"は?

 お互いの違いをもっと認めあえる世界になれば良いなと思います。どうしてもネガティブ、批判的なことに人の意識が向いてしまっている様に思えて。例えば「あの政治家どう思う?」と芸能人の話をするときのテンションで政治の話ができたらすごく楽しい世の中になるんじゃないかなと。社会は誰かのものではなくて私たちのもの、"私たちの社会"ですから。

— 今の夢を教えてください。

 自分の頭の中にあるものを一つずつ作品として形にできたらいいなと思っています。今年は自費出版の詩集を出す予定で、来年は本の出版と展示会の開催を考えています。あとフィリピン観光大使でもあるので、フィリピンと日本の互いの良さを共有しあってフィリピンの雇用を生む手助けもしていきたいと思っています。大きく変化させることは難しいかもしれませんが、行動することでちょっとずつ社会を変えられると信じています。

wearing:ARCH OPTICAL Mod. A/t-HEG Col. SG/G-MIRROR LIMITED (¥40,000)

Styling: MASAAKI IDA
Hair: CHIKA UENO
Make-up: CANA IMAI

櫻木大悟(D.A.N.)@自宅

櫻木 大悟(D.A.N.)
D.A.N.のボーカル・ギター、全ての作詞を手掛ける。2014年8月、櫻木(Gt,Vo,Syn)、市川仁也(Ba)、川上輝(Dr)の3人でバンド始動。2016年からDaigo Sakuragi名義でDJとしての活動もスタート。2018年には、UKのBonoboの来日公演でのO.A DJや、FUJI ROCK FES(GANBAN SQUARE)でのDJ出演を果たす。2018年7月、D.A.N.の2ndアルバム「Sonatine」をリリース。

— 2014年にバンド活動をスタート。今日までどんな5年間でしたか?

 この5年間をひとまとめに言うなら、ジェットコースターに乗っていたような感じです。今はそこから降りて「本当にやりたい音楽は何だろう?」とよりディープに考えていて、D.A.N.でやるべき音楽みたいなものが最近分かってきた気がします。僕個人としては電子音の表現をもっと突き詰めていきたいし、"地に足ついたSF"みたいな世界観とか良いなと思います。

— D.A.N.の中での櫻木さんの立ち位置は?

 僕は自分勝手で飽き性な自由人。なので迷惑をかけてばかりですが、自分に出来る事は自由に新しいアイデアを提案することと、0から1を作るきっかけです。1から100にするのは、仁也と輝の力が大きいですね。

— アーチ・オプティカルは、定番性の高いデザインの中にもどこか"新鮮さ"が感じられるようなモノづくりをしています。曲作りにおいて、重なる部分は?

 新鮮さは曲作りに欠かせない要素で、ずっと突き詰めたいことです。ただ、基本的に全く新しい音楽はなくて、新しい組み合わせを見つけられるかどうかだと思っていて。泥遊びをするように無心になって楽器を触っていると、偶然のアイデアを拾えたりして楽しいです。好奇心も湧きますし、やっぱり実験的なマインドは好きですね。

シャツ ¥28,000/グルメジーンズ(スクール yuk0531.w@gmail.com)、パンツ(古着) ¥12,000(トランポット 03- 5773- 4210)、Tシャツ 本人私物

— D.A.N.の音楽で伝えたいメッセージはありますか?

 僕が好む音楽は、漠然と気持ちを和らげたり、初期衝動的に高揚するもの。具体的なメッセージを音楽にのせたり、僕からこういう風に聴いて欲しいとかはなく、聴く人に自由であって欲しいと思っています。

— 櫻木さんが考える、これからの音楽業界にあったら良いなと思う"新しい時代のスタンダード"は?

 いま音楽のトレンドがものすごいスピードで変化していますが、いつの時代も変わらない普遍的なかっこよさが常にスタンダードとして捉えられ、それに従わない事も大いに結構だという寛容さもスタンダードになれば素敵だと思います。

— 今の夢を教えてください。

 ヨーロッパでツアーをしたり、フェスに出たり、世界中に行きたいです!

wearing:ARCH OPTICAL Mod. A/t-HEG Col.BZ (¥34,000)

Styling: YUSUKE ISHIDA

山田由梨@東京芸術劇場

山田由梨
1992年1月1日生まれ。贅沢貧乏主宰・劇作家・演出家・俳優。2012年、劇団「贅沢貧乏」旗揚げ。2017年に上演した「フィクション・シティー」が、"演劇界の芥川賞"と称される岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートされ、2018年には「みんなよるがこわい」の中国ツアーを敢行。最新作「ミクスチュア」が、9月29日(日)まで東京芸術劇場シアターイーストにて上演。また、自身も役者としてドラマ・CMへの出演や、小説・エッセイの連載など、活動の場を多岐に広げている。

— 劇作家、演出家を目指したきっかけは?

 俳優活動をスタートしたのが15歳の頃だったんですが、大学で音楽や映画を作る映像身体学科に入ったり、自主映画を作るサークルで活動していくうちに、だんだんと作り手や裏方に興味が湧いてきて。それで大学3年生のときに「贅沢貧乏」を立ち上げました。

— 演じる側の視点と、演出家としての視点、どんな違いがありますか?

 演じる側だけをやっていた頃は自分のことしか考えられず、視野が狭かったような気がします。演出する側に立ってみて、衣装や音楽、照明など全てのセクションとちゃんと関わりながらやる必要があると学びました。それからは、演じる側の時も、周囲の動きを感じとって全体の中で自分自身がどう動くべきかという視点を持てるようになったので、できることが広がったように思います。

— 作品を通して伝えていきたいことは?

 人は誰しも違うと思ったものに対して野性的反射で拒否したくなる衝動があると思います。今回の「ミクスチュア」では、その"本能"を"理性"が凌駕できるのか、人間はどう向き合っていくのかについて描きました。実はジェンダーのカテゴライズが当初のテーマだったのですが、作り上げていくうちに"男女"から"人間の身体"へと壮大なテーマに変わってしまったんです(笑)。

ニット ¥50,000/マラミュート(ブランドニュース 03-3797-3673)、ジーンズ ¥21,000/レッドカード × レイ ビームス(ビームス ウィメン 渋谷 03-3780-5501)、靴 ¥68,000/パラブーツ(パラブーツ青山店 03-5766-6688)

— 舞台を作り上げる上で大切にしていることは?

 言葉やストーリーではなく、別のもので感性にも訴えかけられる作品にしたいという思いがあります。ストーリーって起承転結と順序立てて観ていくものですけど、「ミクスチュア」では初めて演者にダンサーを起用したり、様々なシーンが無秩序に交差して繋がっていく感覚で観てもらえるよう試行錯誤しています。でもそれが想像以上に難しくて...挑戦ですね。

— アイウェア選びで意識されていることは何ですか?

 まずは自分の顔の輪郭にあっているかどうかですね。普段、自宅で作業をしている時にメガネをかけているので、目が疲れないとか耳が痛くならないとかの機能面は大事。でも、同じようなデザインばかりになりがちだったので、今回着用したアーチ・オプティカルのメガネは新鮮でした。

— 山田さんが考える、これからの演劇界にあったら良いなと思う"新しい時代のスタンダード"は?

 「分かりにくい題材」=「つまらない作品」という固定観念があるような気がしていて。ドラマや映画もストーリー展開がシンプルな構成で作られている傾向にあると思うんです。一見分かりづらい題材だったとしても、それを劇中でいかに面白く、エンタメ性を出して見せられるかが大事だと考えているので、見る側も新しいジャンルに挑戦して欲しいです。

wearing:ARCH OPTICAL Mod. A/t-HEGw Col. GwBK (¥36,000)

Styling: MASAAKI IDA
Hair&Make-up: CHIKA UENO

様々なジャンルのカルチャーコンシャスな人々が集まる、アイウェアセレクトショップ「コンティニュエ(Continuer)」。今年ローンチしたオリジナルブランド「アーチ・オプティカル(ARCH OPTICAL)」では"新しい時代のスタンダード"を目指し、自分たちが考えるオーセンティックなアイウェアを製作している。

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渋谷区恵比寿南2-9-2 カルム恵比寿1F
TEL:03-3792-8978
OPEN:12:00〜21:00
CLOSE:Wednesday
公式サイト

※価格は全て税別

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