モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする「ファッションギークへの道」第2弾のテーマは「白の無地シャツ」。シルエットや着心地、透け感など、メンズのSサイズを基準に様々なブランドの定番白シャツをレビューします。vol.3は「マーガレット・ハウエル(MARGARET HOWELL)」。

英国を代表するファッションブランドの1つ「マーガレット・ハウエル」。メンズシャツの制作からスタートしたブランドで、流行に左右されない普遍的なデザインのシャツは今でも世界中で人気を集めています。
2006年から展開するブランドを代表するシャツ「Favourite Shirt」はボックスシルエットに近く、アームホールが大きく作られています。胸のポケットが縦14.5cmで横12cmと大きく作られていて実用性も高く、カラーやカフスに柔らかい芯が入っているためカジュアルな印象。ブロードシャツのためインナーを着ると少し透けるので、*スケ透けレベルは「2」です。
*スケ透けレベル とは?
男性にとって白シャツ選びの重要ポイントでもある"透け感"を3段階で評価した独自指標
1 - 全く透けない / 2 - やや透ける / 3 - 結構透ける
第一ボタンを閉めた時に指2本では余裕があり、指3本入りましたが多少の窮屈感がありました。*フィット感は「ルーズ」とさせていただきます。またHanesの赤パックを着用して検証したところ、画像のようにしっかりリブが見えました。ドレスシャツやビジネス用として使われることの多いブロード地ですが、ボックス型のシルエットやゆったりとした首回りなどカジュアルシャツのような作りで、オン・オフどちらでも使えそうですね。
*フィット感とは?
第一ボタンを閉めた時、どれだけ首元にゆとりがあるかを3段階で評価した独自指標 ※首周り36cmの日本人男性の場合
タイト- 指2本で窮屈 / ジャスト - 指2本で少しゆとりがある / ルーズ-指3本入る
■ファッションギークへの道 白シャツ編
・vol.1 INDIVIDUALIZED SHIRTS
・vol.2 無印良品
・vol.3 MARGARET HOWELL
・vol.4 N.HOOLYWOOD
・vol.5 THOM BROWNE
・vol.6 A.P.C.
・vol.7 ENGINEERED GARMENTS WORKADAY
・vol.8 PAUL SMITH
・vol.9 Gap
・vol.10 BEAMS PLUS
・vol.11 TOMORROWLAND
・vol.12 JIL SANDER
・vol.13 Polo Ralph Lauren
・vol.14 SOPHNET.
・vol.15 THE
・vol.16 SCYE BASICS
・vol.17 KICS DOCUMENT.
・vol.18 UNIQLO
・vol.19 digawel4
・vol.20 GUCCI
・vol.21 visvim