モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする「ファッションギークへの道」第2弾のテーマは「白の無地シャツ」。シルエットや着心地、透け感など、メンズのSサイズを基準に様々なブランドの定番白シャツをレビューします。vol.4は「エヌハリウッド(N.HOOLYWOOD)」が展開するコレクション「エヌハリウッド コンパイル(N.HOOLYWOOD COMPILE)」。

2001年にデビューした尾花大輔が手掛けるエヌハリウッド。NYで継続的にファッションショーを行っており、「Gショック(G-SHOCK)」や「ディーゼル(DIESEL)」、「リーボッククラシック(Reebok CLASSIC)」などとのコラボレーションも注目を集めています。エヌハリウッド コンパイルはフォーマル色の強いコレクションで、セットアップやシャツなどを展開しています。
1枚20,520円で販売されているブランドの定番シャツは、着丈が73cmと長めでサイドにかけて大胆なラウンドカットになっているのが特徴です。ドレスシャツをイメージして作られているため、カフスに鼓ボタンが付いておりフォーマルな印象に仕上がっています。重さは127gとかなり軽く生地はコットン100%でなめらかな肌触りですが、ブロードシャツということもあり透け感があるため、*スケ透けレベルは「3」です。
*スケ透けレベル とは?
男性にとって白シャツ選びの重要ポイントでもある"透け感"を3段階で評価した独自指標
1 - 全く透けない / 2 - やや透ける / 3 - 結構透ける
首回りはかなりタイトな作りで、第一ボタンを閉めた時、指2本だと窮屈で1本だと余裕ができました。*フィット感は「タイト」とさせていただきます。Hanesの赤パックを着用して検証したところ画像のようにしっかりリブが見えました。着丈が長くタックインを前提にした作りになっており、タイトなシルエットなのでジャケットとの相性も◎。インナーが見えるとカジュアルダウンしてしまうため、フォーマルなコーデに合うようインナーはVネックにすることをオススメします。
*フィット感とは?
第一ボタンを閉めた時、どれだけ首元にゆとりがあるかを3段階で評価した独自指標 ※首周り36cmの日本人男性の場合
タイト- 指2本で窮屈 / ジャスト - 指2本で少しゆとりがある / ルーズ-指3本入る
■ファッションギークへの道 白シャツ編
・vol.1 INDIVIDUALIZED SHIRTS
・vol.2 無印良品
・vol.3 MARGARET HOWELL
・vol.4 N.HOOLYWOOD
・vol.5 THOM BROWNE
・vol.6 A.P.C.
・vol.7 ENGINEERED GARMENTS WORKADAY
・vol.8 PAUL SMITH
・vol.9 Gap
・vol.10 BEAMS PLUS
・vol.11 TOMORROWLAND
・vol.12 JIL SANDER
・vol.13 Polo Ralph Lauren
・vol.14 SOPHNET.
・vol.15 THE
・vol.16 SCYE BASICS
・vol.17 KICS DOCUMENT.
・vol.18 UNIQLO
・vol.19 digawel4