モノ選びの達人を目指し、ファッションの定番をリサーチする「ファッションギークへの道」第2弾のテーマは「白の無地シャツ」。シルエットや着心地、透け感など、メンズのSサイズを基準に様々なブランドの定番白シャツをレビューします。vol.7は「エンジニアド ガーメンツ ワーカーデイ(ENGINEERED GARMENTS WORKADAY)」。

エンジニアド ガーメンツ ワーカーデイは、「エンジニアド ガーメンツ(ENGINEERED GARMENTS)」のディフュージョンラインとして2008年にデビュー。コレクションアイテムとは違い、繰り返し買い続けることのできる日用的なアイテムを展開しています。
「BD SHIRT」は前身頃74cm、後ろ身頃80cmと長い着丈に大きくラウンドされた裾が特徴のシャツで、価格はvol.4のエヌハリウッドやvol.6のアー・ペー・セーと同じ20,520円。身幅や肩幅、袖などといったその他の寸法も長めでゆったりとしたシルエットになっています。ポケットにはフラップとペン差しが付いていて実用性も高く、322gのオックスフォードを使用した生地は厚手で透けの心配がありませんでした。*スケ透けレベルは「1」です。
*スケ透けレベル とは?
男性にとって白シャツ選びの重要ポイントでもある"透け感"を3段階で評価した独自指標
1 - 全く透けない / 2 - やや透ける / 3 - 結構透ける
第一ボタンを閉めた時、指2本入りゆとりがありました。全体的にゆったりとしたシルエットですが首元の*フィット感は「ジャスト」とさせていただきます。Hanesの赤パックを着用して検証したところ、画像のようにリブが見えました。全体的に平均値より大きい寸法でアメリカブランドらしい無骨なイメージのシャツなので、Vネックやゆるやかなネックより首の詰まったインナーのほうが相性が良さそうです。
フィット感*とは?
第一ボタンを閉めた時、どれだけ首元にゆとりがあるかを3段階で評価した独自指標 ※首周り36cmの日本人男性の場合
タイト- 指2本で窮屈 / ジャスト - 指2本で少しゆとりがある / ルーズ-指3本入る
■ファッションギークへの道 白シャツ編
・vol.1 INDIVIDUALIZED SHIRTS
・vol.2 無印良品
・vol.3 MARGARET HOWELL
・vol.4 N.HOOLYWOOD
・vol.5 THOM BROWNE
・vol.6 A.P.C.
・vol.7 ENGINEERED GARMENTS WORKADAY
・vol.8 PAUL SMITH
・vol.9 Gap
・vol.10 BEAMS PLUS
・vol.11 TOMORROWLAND
・vol.12 JIL SANDER
・vol.13 Polo Ralph Lauren
・vol.14 SOPHNET.
・vol.15 THE
・vol.16 SCYE BASICS
・vol.17 KICS DOCUMENT.
・vol.18 UNIQLO
・vol.19 digawel4
・vol.20 GUCCI
・vol.21 visvim