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オントレンドに再定義する、新たなプレッピースタイル

コラージュ画像
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オントレンドに再定義する、新たなプレッピースタイル

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 アメリカの私学生の着こなしに端を発するプレッピー。古きよきクラシカルなスタイルには、長い年月を積み重ね蓄積されてきた先人たちのヒントが詰め込まれ、現代まで色褪せることなく愛され続けています。そして誕生から約70年以上経過したいま、トレンドとして盛り上がり、再び注目を集めることに。文脈を正しく理解したうえで、どのように時代に合わせるか。“今っぽい”をキーワードに再解釈した「プレッピースタイル」をご紹介します。

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ハリントンジャケットには、鮮やかなカラーニットを

ハリントンジャケットを着たメンズモデル


ハリントンジャケットを着たメンズモデル


 カジュアルでありながら上品で生真面目な印象を与えてくれるハリントンジャケットとプレッピースタイルの親和性の高さは言わずもがな。タイドアップしたシャツにチノパンを合わせるのが定番なら、鮮やかなカラーニットをインナーに選ぶのが今っぽい。オーセンティックなムードを壊さずに上品な印象を演出してくれるニットは、色味に注意して選んでみて。ジャケットとトーンを揃えれば簡単にこなれたスタイリングに仕上がり、重くなりがちな秋冬のワードローブを鮮明に彩ります。

ハリントンジャケット(THE RERACS / ¥71,500)
ニット(IRENISA / ¥53,900)
ボトムス(INSCRIRE / ¥64,900)

レディに着こなす、スポーティなラガーシャツ

ラガーシャツを着た女性モデル


ラガーシャツを着た女性モデル


 スポーツを楽しむ学生の日常に浸透していたラガーシャツ。ルーツに則ったスポーティなスタイリングよりも、レディなアイテムと合わせてシックに着こなすのが今年のムード。すらっとしたシルエットが際立つタイトスカートで、メンズライクなラガーシャツを上品にまとめ、足元はローファーとソックスでクラシックに味付け。ベルベットのようなしっとりとしたトップスと艶やかなナイロンスカートのコントラストもポイントに。

ラガーシャツ(OUAT / ¥49,500)
スカート(ODAKHA / ¥52,800)

定番のダッフルコートは、緩めのサイズで着崩す

ダッフルコートを着たメンズモデル


ダッフルコートを着たメンズモデル


 ダッフルコートにニットとスウェットパンツを合わせた定番の組み合わせも、サイズ感にこだわれば、鮮度の高い目新しいスタイリングに仕上がります。プレッピースタイルの代名詞とも言えるダッフルコートを主役に、思う存分オーバーサイズに振り切る。アウターに負けないほど迫力のあるワイドシルエットのボトムスをベースに、鮮やかな色味のトップスをチョイス。オーセンティックなアイテム同士もサイズ感とシルエットで、モダンにアップデートした技ありスタイル。

ダッフルコート(yoshiokubo / ¥99,000)
ニット(NTN / ¥49,500)
スウェットパンツ(SEEALL / ¥38,500)

仕上げのマフラーは、スポーツテイストのものを

マフラーを巻いた女性モデル


マフラーを巻いた女性モデル


 愛校心や学校に対する憧れを反映し、自身のルーツやアイデンティティを表現するためのツールとしてプレッピースタイルに取り入れられるようになったスクールマフラー。クラシカルなストライプやボーダー、校章付きなどレトロなものが多いなか、いま手に取るなら少し視点を変えてスポーツマフラー風のレタリングが入ったものを選びたい。ネイビーのニットにデニムショーツ、足元はレザーシューズとオーソドックスな組み合わせの中に、トレンドを意識したアイテムを織り交ぜるだけで雰囲気はガラッと変わります。スタイリングの仕上げを担う最後のピースにもこだわってみて。

マフラー(overcoat / ¥30,800)
ニット(INSCRIRE / ¥49,500)
デニムショーツ(TANAKA / ¥41,800)

エッセンスとして楽しむ、アイコニックなアーガイル

ニットを着た男性モデル


ニットを着た男性モデル


 ザ・プレッピーに抵抗がある人は、ポイント使いでエッセンスを加えるのもおすすめです。スタイリングにプラスするだけでスクールテイストを感じさせるアーガイル柄のニットは、首に巻き付けアクセントとして取り入れてみて。そのまま着るよりも存在感が和らぎ、ベーシックな着こなしも“らしさ”を感じさせるチャーミングなスタイルへと格上げしてくれます。

アーガイルニット(JOHN MASON SMITH / ¥46,200)
ニット(CINOH / ¥46,200)
シャツ(INSCRIRE / ¥59,400)
ボトムス(TANAKA / ¥57,200)

色褪せないチェックパンツとローファーの鉄板コンビ

チェックパンツを穿いた女性モデル


チェックパンツを穿いた女性モデル


 チェックパンツとローファーの組み合わせは、いつまで経っても変わらない永遠のスタンダード。シックな色味が特徴的なガンクラブチェックのパンツを主役に、潔くシンプルに、思い切りプレッピーに舵を切る。今年らしい着こなしに仕上げるポイントは、オーバーサイズのトップスとスタイリングを引き締めるエッジの効いた小物使い。ルーズなボトムスをベースに、遊び心のあるボーイズライクなスタイルで着こなして。

タートルネックニット(th products / ¥37,400)
チェックパンツ(JOHN MASON SMITH / ¥41,800)

model: Miki / Yuichiro Ozaki, photo: Kouhei Iizuka, styling: Saki Nakazawa, hair & makeup: Yoko Okuno | production: Hideya Yokoi, edit & text: Ryoji Miyazaki(FASHIONSNAP)

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